<甘え上手な妹>「週末行ってイイ?」「晩ご飯ナニ?」やたら頼ってくる妹にモヤモヤ【まんが】
最近の話です。私マキは36歳、34歳の妹ユカがいます。私たちは小さい頃からとても仲良し。世話好きの私はなにかと甘え上手な妹の面倒をみてきました。でもお互いに結婚して子どもを持った今、そんな関係に疑問を感じるようになってきたのです。
妹とケンカ別れするなんて考えられません。かといって頼られ続ける今の関係も居心地が悪いです。友人なら徐々に距離を取ってフェードアウトすることもできるけれど……。大切な妹とはいえ、何かあれば連絡を取り合うくらいのあっさりした関係にできないものかと思っています。
頼ってくる妹と距離をおきたい……!思い切って「お願い」を断った私
妹とは趣味が合うし、好きなアイドルの話などはものすごく盛り上がって楽しいのです。そんなときはモヤモヤする自分が間違っているのかと悩みます。旦那に相談しても当たり障りのない意見を言われるだけ。
妹からの連絡はたいていお願いごとです。「今度車出してくれない?」「上の子の参観日に下の子みてくれない?」私はついに耐えきれなくなり、思い切って強めの口調で断ったのです。
私が断ると、意外なほどあっさりと連絡が途絶えました。妹なりに気をつかってくれたのかもしれません。私が思うより、妹はずいぶん大人になっていたのかも……。そしてしがらみから解放されたかのように、気持ちが軽やかになったのを感じました。このままいい距離感で妹と付き合えたらと願っています。
逆ギレ!?ワガママすぎて限界!大切な妹だけど、距離をおきたい……
妹は私の言葉にずっと怒っていたのです。ひとまず私の方で贈り物の手配を済ませ、妹には商品とレシートの写真を送りました。すぐさま送金がありましたが、「ありがとう」の一言もありません。
友人の意見はドライなようにも感じましたが、よくよく聞くと納得いく部分も多かったです。妹とは以前のように甘えられっぱなし、頼られっぱなしの関係に戻りたくはありません。いっそのこと元の関係に戻らなくてもいいかなと思いはじめました。
ワガママな妹の本音「私だってお姉ちゃんにガマンしてきた」「えっ」
私は自分だけが被害者だと思っていたかもしれません。でも妹とは子どもの頃からお互いにずっとベッタリ。友人の言葉で、妹の立場を思いやれていなかったと気付かされました。私は思い切って電話で妹に気持ちを伝えてみます。
私の方は妹が傷つかないように、言葉を選んで伝えようとしていたのに……。妹はまくし立てるように自分の気持ちをぶつけてきます。「結局お姉ちゃんはいい人に思われたい」「お姉ちゃんのこだわりに付き合いきれない」妹の言い分に腹が立つと同時に、ショックも受けた私だったのでした。
「ほんとの気持ち言って」本音を出した私。今後の良い付き合い方は?
お互いに本音をぶちまけあって、決別の電話になるかもしれないと覚悟していました。でも妹は「またね」のような感じで電話を切ったのです。妹との楽しかった思い出や支え合ってきた過去は変わらないし、消えることはないのでしょう。 その後妹とはお互い必要なことがあれば連絡を取る程度で、以前のようにベッタリな関係ではありません。今は「ようやく妹と大人の姉妹関係をスタートできた」と晴れやかな気持ちです。
【妹の気持ち】こだわり強い姉、頼りすぎてた私。本音をぶつけスッキリ
私ユカは34歳、姉マキは36歳。子どもの頃から仲良く、若いうちに両親を亡くして2人で支え合ってきました。しかしお互いに結婚して子どもを持ってからは、付き合い方に困る場面も出てきました。
姉は小さい頃から面倒見がよく、いわゆる「優等生なお姉ちゃん」タイプです。そのせいか我慢して気持ちをため込んだあげく、ぶち切れることもしばしば。この前は「こっちが連絡するまで放っておいて!」と言ってきたので、あきれて4ヶ月ほど連絡を取らずにいました。
勝手に怒って、その怒りがおさまったら自分のタイミングで連絡してくるなんて、私としては気分が悪いです。「放っておいてって言った人が、なんで何ごともなかったように連絡してくるの?」きつい言い方で返すと、そこからは本音のぶつけ合いになりました。
それから姉とは以前ほど密に連絡を取らなくなり現在に至ります。でも本音をぶつけ合えたので、以前よりも心の底でつながっている気がします。今までは幼い頃からの関係を引きずってばかりだった気がしていましたが、今回のことでまた新たな関係を築けたような気がしています。