中丸子中町内会 市自治功労賞に原さん 長年の功績を称え
中丸子中町内会会長のの原新次さん(76)が先月、川崎市自治功労賞を授賞した。
地域福祉の増進及び、住民自治の振興発展に貢献し、通算10年以上、町内会・自治会長等の職に就いた人に贈られる同賞。原さんは、2013年から同町内会の会長に就任し、23年には中原区町内会連絡協議会会長としてその職務を果たしてきた。原さんは「今までやってきたことが評価されて光栄。町内会の皆さんの支えがあって町内会が成り立つので、感謝したい」と喜びを語る。
650世帯が加入する同町内会。子どもまつりなど、近隣の町内会と連携して行事を行ってきている。「小さい町会なので、何か事業をやる際は隣の町内会や、玉川地区で取り組むようにしている」と原さん。そうした一つひとつの事業を終えるたびに「やってよかった」とやりがいを感じているという。
全国的に進む町内会の加入率の減少、担い手の高齢化と人手不足は同町内会も喫緊の課題。「小杉で解散する町内会も出てきた。若い人に町内会活動を知ってもらい、ぜひ参加してもらいたい。新しい行事もやっていきたい」と今後へ意欲を見せた。