【小野】「mogiyomogi(モギヨモギ)」水耕栽培の野菜や玄米粉スイーツのアンテナショップ
2024年12月、小野市王子町にオープンした「mogiyomogi(モギヨモギ)」。加東市で水耕栽培を手がける「木ゴコロファーム」のアンテナショップです。無農薬のフレッシュな葉物野菜はもちろん、糖度8以上の甘さを誇るフルーツトマトも自慢。地元産の玄米を自社製粉して作る体に優しい焼き菓子は、ちょっとした手土産にもぴったりです。
・「mogiyomogi(モギヨモギ)小野店」
神戸電鉄小野駅から北へ車で約4分、「小野商工会議所」のほど近くに店を構える「mogiyomogi(モギヨモギ)」。加東市で水耕栽培を行っている「木ゴコロファーム」のアンテナショップの2号店として、2024年12月19日にオープンしました。
運営するのは加東市にある「平尾工務店」。農業施設にも店舗にも、建築的な要素を兼ね備えているのが特徴です。人と環境に優しい素材を使うことを心がけた建物は、ほっこり落ち着くアットホームな空間。スタッフが丁寧に商品の案内をしてくれることもあり、週に何度も通うリピーターがいるのもうなずけます。
・水耕栽培で育てるフレッシュな葉物野菜
完全屋内型の植物工場では、徹底した衛生管理のもと、太陽光発電を利用した水耕栽培を行っています。完全無農薬で育てている上、季節や天候にとらわれることなく年中安定して生産できる点も魅力です。特殊な包装をほどこすことで鮮度はより長持ちし、シャキッとした歯ごたえを保つことができるそう。
看板メニューの一つ『もぎよもぎ』(280円)は、“もぎたてのヨモギ”を略しており、店名の由来にもなっています。水耕栽培だからこそアクが少なく、春菊のように鍋の具材にしたり、おひたしや天ぷらなどにも最適です。
このほか、『葉ごころレタス』や『サンチュ』(各230円)など5種類ほどがラインアップ。水で洗わずにそのまま食卓に出せるとあって、個人のお客さんだけでなく、近隣のゴルフ場レストラン、サンドイッチ屋、焼肉店など、あらゆる企業からも引っ張りだこです。
・高い糖度を誇るトマトは加工品も豊富
『甘ほっぺ(小)200g』430円
広大な敷地のハウスで栽培するミディトマトも見逃せません。一風変わった栽培方法を採用し、適度なストレスを与えることでその糖度は8以上にもなるそう。果肉が厚く食べ応えがあり、酸味は少なくフルーツのような甘さが魅力です。露地栽培とはあえて時期をずらして育てているので、栄養価の高いフルーツトマトが冬でも食べられるのがうれしいポイント。
このほか、『甘ほっぺ(中)400g』(820円)、『甘ほっぺ(箱)1kg』(2,000円)と、容量は全部で3種類。風味も食感も異なる5つの品種を詰め合わせた彩り豊かな『カラフルトマト300g』(450円)も用意しています。
『甘ほっぺジュース(リッチ)』ミニボトル450円
自慢のトマトは加工品も多数展開しています。『甘ほっぺジュース(リッチ/プレーン)』の原材料はトマトのみ。素材本来のうま味がギュッと凝縮されています。そのままでももちろん、スープにしたり、炭酸水や甘酒で割って飲むのもおすすめ。
左から『甘ほっぺソルベ』、『チョコもぎ』各370円
トマトを贅沢に使ったシャーベット『甘ほっぺソルベ』は寒い季節でも根強い人気です。砂糖は必要最低限にとどめて素材本来の自然な甘みを引き立てているので、後味もスッキリ。
『チョコもぎ』は、生のヨモギと粉末にしたヨモギをふんだんに使ったジェラート。口に運んだ瞬間にふわっとヨモギの風味が広がります。ほろ苦さの中にホワイトチョコレートの甘みが感じられ、大人な味わいがクセになります。
このほか、トーストやヨーグルトと相性のよいさっぱりとした『甘ほっぺジャム』(850円)もイチオシ。濃厚な『甘ほっぺケチャップ』(980円)は、パスタソースやピザソースとして使えばこれ一つで味が決まるので、アレンジは無限大です。
・地元産の玄米粉を使った健康的な焼き菓子
左から『玄米ハードミニ』290円、『玄米ソフトミニ』260円、『よもぎ玄米ソフトミニ』290円
手土産としても喜ばれているのが、小野産の米「ヒノヒカリ」を使ったバームクーヘン。白米よりも栄養価の高い玄米をそのまま製粉するところから一貫して行っています。一度も乾燥させることのない、挽(ひ)きたての新鮮な風味は唯一無二。年輪のようなビジュアルからも、工務店が手がける焼き菓子ならではの発想を感じますね。
1番人気の『玄米ハードミニ』は、表面はサクッとしており、噛めば噛むほどキャラメルのようなねっとりとした口当たりに変化。『玄米ソフトミニ』はシンプルがゆえに、玄米の風味やどことなくきな粉のような香ばしさを堪能できます。
『よもぎ玄米ソフトミニ』には、粉末にしたヨモギにクリームチーズとメレンゲを配合。しっとりした食感で、スフレチーズケーキを思わせる新感覚の焼き菓子です。一度食べると虜(とりこ)になり、大量買いするリピーターも少なくないそう。子どもも食べやすいので、ヨモギが苦手な人にもぜひ試してほしいフレーバーです。
それぞれミニサイズのほかホールサイズも販売しているので、シェアする人数や用途に合わせてチョイスして。
『一口シフォン』各100円
驚きの低価格で提供している『一口シフォン』もあります。ふわっと軽やかな口当たりながら、玄米粉が主役とあって小ぶりなサイズ感でも腹持ちGOOD。フレーバーはプレーン、トマト、よもぎの3種類あり、それぞれホールサイズも用意しています。冷凍状態での販売なので、30分ほど自然解凍して召し上がれ。
素材を知り尽くした地元の工務店ならではのアイデアが光るアンテナショップ「mogiyomogi」。新鮮な野菜や健康的なスイーツを日常に取り入れることで、体も心も満たされること間違いなしです。
■詳細情報
■DATA
mogiyomogi(モギヨモギ)小野店
所在地
兵庫県小野市王子町906-7 プレミール小野王子町1階
電話番号
0794-70-7668
営業時間
10:00〜17:00