ロッテ投手のストレート平均球速ランキング 若手からベテランまで多士済々
チーム防御率3.26のロッテ
パ・リーグを独走するソフトバンクを追うのが2位ロッテ。ゲーム差は大きく開いているものの、佐々木朗希も復帰した今、シーズン終盤の大まくりをファンは期待している。
ここまでチーム防御率は3.26でリーグ5位だが、球界一の剛速球を誇る佐々木朗希以外にも速球派は少なくない。今季の平均球速ランキングは下の通りとなっている。
佐々木朗希、澤村拓一、横山陸人がTOP3
1位はやはりこの人、佐々木朗希。ストレートは平均で155.6キロ、今季最速は162キロを計測している。右上肢のコンディション不良からの復帰登板となった8月1日の西武戦は5回3安打1失点で6勝目を挙げた。シーズン終盤まで先発ローテーションを守ることができるかがチームのカギを握りそうだ。
2位は平均152.5キロの澤村拓一。36歳の今季も力強いストレートと鋭く落ちるスプリットを武器に26試合で1敗1セーブ13ホールドを挙げている。
3位は専大松戸高から入団5年目のサイド右腕・横山陸人。平均151キロのストレートとスライダー、シンカー、カットボールを駆使して25試合に登板し、3勝1敗3セーブ6ホールド、防御率1.90をマークしている。
コルデロ、坂本光士郎、廣畑敦也、種市篤暉が続く
4位はジミー・コルデロ。7月に5試合に登板しただけだが、ストレートの平均は150.8キロを計測している。7月22日に登録抹消後は二軍戦で投げている。
5位は6年目左腕の坂本光士郎。平均150.4キロのストレートとスライダーを主武器として26試合に登板し、1勝1敗11ホールドを挙げている。
6位には廣畑敦也が入った。3年目の今季は8試合登板にとどまっているが、ストレートは平均149.1キロをマーク。7月15日に登録抹消後は二軍でマウンドに上がりながら再昇格に備えている。
種市篤暉は平均149キロで7位。今季は17試合で5勝5敗、防御率3.46の成績を残しており、昨季に続く10勝を目指したい。
国吉佑樹、澤田圭佑、益田直也もランクイン
8位はプロ15年目の国吉佑樹。196センチの長身から平均148.8キロのストレートを投げ下ろし、今季は29試合で防御率1.55をマークしている。
9位はロッテに加入して2年目の澤田圭佑。身長178センチ、体重96キロの体躯を活かして投げ込むパワーピッチャーで、ストレートは平均148.7キロを計測している。
10位はクローザーの益田直也。キレのあるシンカーが持ち味だが、ストレートも平均148.7キロと速い。今季17セーブを挙げており、名球会入り条件の250セーブまであと15に迫っている。
ここ3年で2位が3度と、あと一歩頂点に届かないロッテ。1974年以来50年ぶりとなるシーズン勝率1位での優勝を果たすためにも、速球派投手たちのうなりを上げるストレートに期待したい。
※成績は2024年8月2日終了時点
【関連リンク】
・巨人投手のストレート平均球速ランキング MAX160キロの大勢がトップ
・阪神タイガース投手のストレート平均球速ランキング 村山、江夏、球児らの系譜を受け継ぐ速球派
・中日ドラゴンズ投手のストレート平均球速ランキング 無双状態の髙橋宏斗は何位?
記事:SPAIA編集部