「秋晴れの運河でハゼ連発!」霞ケ浦緑地公園のちょい投げ釣りで32匹手中【三重】
三重県四日市市の霞ケ浦緑地公園でハゼを狙おうと、9月25日の早朝に起床すると雨が降っていてテンション急降下。もう一度ベッドに戻って、明るくなってから目覚めると雨はやんでいた。天気予報を確認すると傘マークはついているが、雨雲レーダーでは雲がかかっていない。これなら大丈夫だろうと出発した。
霞ケ浦緑地公園でハゼ釣り
暗雲が広がるなか、午前8時すぎに到着。霞ケ浦緑地公園には四日市ドーム、野球場、テニス場、プールなどのいろいろな施設がある。
なかでも遊具施設の「ゆめくじら」はファミリーで楽しめる場所だ。当日は天候不順で利用者はいなかった。
水門下で釣り人を観察
ゆめくじら横には米洗川が流れていて水門の下では、ノベザオのミャク釣り2人とチョイ投げ2人がサオを出していた。しばらく見学しているとチョイ投げではコンスタントにハゼがヒットしている。
先客から離れてゆめくじら前の「ロングビーチ通り」と名付けられた長い岸壁でサオを出すことにした。
秋色の遊歩道で実釣開始
途中で工事をしていて関係者の姿はあったが、釣り人はなしで貸切状態だ。周りの林には、茶色く色づいたドングリが実を付けていて秋を感じる。釣りの準備をしていると、散歩やジョギングの人が通り過ぎていく。
当日の潮回りは中潮で満潮が午前7時42分。イシゴカイを半分にカットして、ハリに刺して運河へチョイ投げする。イトフケを取ってゆっくりリールを巻きながらサビくと、ピリリリリと小刻みにアタリが続いて小型のハゼがヒット。優しくハリを外してリリース。
ハゼ&ヒイラギがヒット
次投はリリースサイズと10cmのハゼがヒット。ピリピリプルルとアタったのは、小型ハゼとヒイラギでリリース。リリースが続くので少しずつ移動しながら、遠中近と投点を変えて探っていく。
良型交じりで数釣り
根掛かりが多い手前は避けてチョイ投げから少し投点を伸ばすと、小型に交じってプルンプルンとキープサイズのハゼのダブルが増えて数を伸ばす。小さくてもハリをのんだハゼはキープする。
良型が固まっている場所を見つけようと移動していく。テトラが顔を出している周りでは根掛かりもあったが、比較的良型のハゼがヒットした。
しかし良型が群れている場所はなく、運河全体に小型や良型のハゼが入り交じっているようだ。
最終釣果
工事箇所の近くまで進んでから、今度は戻りながら釣り歩く。コツンとアタリが出た瞬間、グイーンと走りだした。ヤバイと思ったがスッポ抜けて、ハリにはボラのウロコが付いていた。
その後もハゼを追加して、午前10時半に8~13cmのハゼ32匹をキープしてサオを納めた。まだまだ小型が多く、10月に入ってからは成長したハゼの数釣りが楽しみだ。
<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>
この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年10月17日号に掲載された記事を再編集したものになります。