ケニアの「ジョジョ・レストラン」に行ってポテトを食べたけど全く楽しめなかった理由【カンバ通信:第422回】
ジャンボ! 今回行ってみたのは「ジョジョ・レストラン」というポテト屋さん。だが、日本で有名な漫画とは一切関係ない。なお英語で書くと「JOJOS」だ。
そんなジョジョに行ってみたとき、店内には誰もいなかった。仕方がなく、店の近くにいた人に、店員さんを呼んでもらうことになったんだ。
やがて店員さんがやって来たので、私はポテトを注文した。すると店員さんは、ポテトが出来上がるまで20分待ってほしいと言うんだ。すでに作ってあったポテトが、もう無くなってしまっているからだそうだ。
それから店員さんが教えてくれたんだが、彼らは大きなトレー(バット)を持っていて、朝の時間帯にたくさんのポテトを調理し、その大きな皿に入れておくらしい。そうすれば、多くの人たちに簡単に提供できるから、とのことだった。
さて、店員さんが私のところにポテトを運んできてくれたのだが、それはとても熱々だった。だから私は、ポテトが冷めるのを5分ほど待ったよ。
いざ食べ始めたら、そのポテトには塩が多すぎたんだ。それがポテトを美味しくないものにしていたね。
ところで、私がポテトを食べている最中に、5人の女性が店に入ってきた。彼女たちは、「どうやって暮らしているのか」など、他の人たちとそれぞれの生活について話しまくっていたんだ。
それはそれは大騒ぎで、女性たちは大笑いもしていてね、私をとても嫌な気分にさせたよ。なぜなら、その女性たちは店で何も注文していなかったから。ただ話して笑っていただけなんだ。
ちなみにポテトの代金は100ケニアシリング(約118円)。私はあのポテトを、あの騒がしい女性たちのせいで楽しめなかった。そもそもポテトはしょっぱかったけど、ポテト体験としては苦い思い出になったね。
クワヘリ。
執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
