【高知グルメ】こだわり抜かれた自分好みの一杯を堪能できる店「くろしお珈琲」と太平洋を望む「禅師峰寺」ほっとこうちおすすめ情報
高知市長浜の自家焙煎コーヒー店「くろしお珈琲」
高知市中心部から車で約20分。高知市長浜の住宅街を走っていると、道路脇に古い家をリノベーションした「くろしお珈琲」が見えてくる。
こちらでいただくのは「カフェラテ」（580円）とプリン（350円）。
カフェラテは、深煎りのブレンドとミルクが合わさったまろやかな一杯。ラテアートが描かれていて、写真を撮りたくなる可愛いさ。
デザートメニューのプリンはカラメルにエスプレッソが使用されていて、コーヒーとのペアリングを楽しんでほしい一品。カフェラテはもちろん、ブレンドコーヒーも相性は抜群だ。
次にいただいたのは「ドリップコーヒー」（550円）
こちらはさまざまな国から取り寄せた豆の特徴や個性を熟知したスタッフが、お客様の好みに合わせてコーヒーを提供している。
提供されるのはブラックのみで、苦味や酸味、炒り方など自分好みに仕上がった一杯に心弾む体験ができる。
ここでオーナーの中島さんからお話を伺った。
-どんなお客様が来店されますか？
中島さん:コーヒー好きな方、コーヒーに興味を持ってご来店される方が多いです。
-お店のイチオシメニューを教えてください。
中島さん：ドリップコーヒーは、数種類の豆の中からお客様の好みに合わせたコーヒーを淹れています。ぜひお試しください。
-読者に向けてメッセージをお願いします。
中島さん：高知市長浜で日々コーヒーと向き合っています。のんびりしにきてくださいね！
コーヒーはテイクアウトができ、店頭ではコーヒー豆や手作りの焼き菓子の販売もしているので、お気に入りを自宅に持ち帰って楽しんでほしい。
南国平野や太平洋を望む「禅師峰寺」へ
次に訪れたのは、「第32番札所 禅師峰寺（ぜんじぶじ）」。くろしお珈琲からは車で約20分ほどの、南国市十市（とおち）の峰山山頂にある。
案内看板に沿って道を進み、車で山を上っていくと見えてくるのが、駐車場の敷地内に立つ大きな十一面観音。
太平洋を見守るような姿で立っており、その佇まいは美しく、そして迫力が感じられる。
禅師峰寺は、弘法大師が土佐湾沖を航行する船の安全を祈願して十一面観音を本尊とし、漁民の信仰を集めてきた。
歴代の土佐藩主に信仰され、藩主が浦戸港出帆の際は必ずこの寺の観音に海路平安を祈ったことから「船魂（ふなだま）観音」とも呼ばれている。
本堂は太平洋に面して建っており、十一面観音と同様に海を見守っているように見える。
また本堂の右手にある鐘楼（しゅうろう）は1914年に造られたもの。以前は近隣の集落に時刻を知らせる役目を果たしてきたというが、現在は参拝者が気軽に鐘（かね）をつくことができる。
そして禅師峰寺といえば、「屏風岩（びょうぶいわ）」と呼ばれる奇岩が多く見られることでも知られている。
階段脇に屏風岩が連なる様子は圧倒的な迫力があり、独特の雰囲気を醸し出す。
その屏風岩をバックに立つのが、不動明王（峰寺不動明王）。
この不動明王は願い事を叶えてくれると言われており、「峰寺の不動さん」として親しまれている。
なんとも凛々しい顔立ちで、迫力満点だ。
南国平野と、その向こうに広がる雄大な太平洋。
この場所からしか眺められない風景に癒されながら、ゆっくり境内を散策してほしい。
くろしお珈琲のある高知市長浜と禅師峰寺のある南国市十市は、ともに四国霊場の札所があることから、道中でお遍路さんを見かけることも。
そんな、高知らしい風景も楽しみながらドライブを楽しんでみてはいかがだろう。
くろしお珈琲
住所：高知市長浜567-4
TEL ：080-9010-5299
営業時間：木・金は午前10時〜午後3時、土・日・祝日は午前10時〜午後4時
定休日：月〜水
駐車場：有り
※営業日や当日のメニュー、駐車場はInstagram（＠kuroshiocoffee）にて
第32番札所 禅師峰寺
住所：南国市十市3084
TEL ：088-865-8430
営業時間：午前8時～午後5時
定休日：無休
駐車場：有り
提供：ほっとこうち
https://hotkochi.co.jp/