プロが教える!本当においしいスペアリブの漬け込みレシピと成功の秘訣
味染みやわらか!スペアリブ漬け込みレシピ
調理時間:40分
漬け込み時間は除きます
骨付きで豪快に食べられるスペアリブは、調味料で漬け込んでオーブンで焼くと簡単に調理できます。しょうゆや砂糖など、自宅にある定番の調味料にすりおろし玉ねぎを混ぜて漬け込むことで、甘辛味のやわらかいスペアリブが楽しめますよ。
この記事では、スペアリブの扱い方や、やわらかくジューシーに仕上げるコツを調理師が詳しく解説します。基本的には調味料に漬け込んで焼くだけなので、意外と簡単に作れるんです。今までスペアリブを焼いたことがなかった方も、気軽に試してみてください!
材料(2~3人分)
スペアリブ:500~600g
漬け込み調味料
玉ねぎ:1/4個
しょうゆ:大さじ2杯
みりん:大さじ2杯
砂糖:大さじ1杯
酒:大さじ1杯
レシピのポイント・おいしく作るコツ
スペアリブの骨に沿って切り込みを入れ、味を染みやすくする
漬け込み調味料にすりおろし玉ねぎを入れると、肉がやわらかくなり甘味が増す
半日~1日漬け込むと、中まで味が染みてジューシーに仕上がる
180度のオーブンで30~35分焼き、焦げてきたらアルミホイルをかぶせる
肉の厚い部分に菜箸や竹串を刺し、火の通りを確認する
スペアリブは骨に沿って包丁を入れておくと味が染み込みやすくなり、骨から外れやすく食べやすいです。スペアリブは味が染みこむのに時間がかかるため、少なくとも2時間、できれば半日~1日漬け込むのがおすすめですよ。味が馴染み、やわらかくジューシーに仕上がります。
調味料に漬け込んだスペアリブは、焼けているか見た目で判断するのがむずかしいです。菜箸や竹串を刺し、出てきた肉汁の色が透明かどうかで判断します。赤色なら生焼けなので再度加熱しましょう。
作り方
スペアリブに切り込みを入れる
スペアリブの骨に沿って、包丁を差し込むように切り込みを入れます。肉が分厚い箇所にも切り込みを入れておくと、味が染みて食べやすくなります。
【ポイント】
全体に包丁を入れると骨から肉が外れてしまうため、肉の真ん中に切り込み線を入れるイメージで包丁を差し込みましょう。
スペアリブを漬け込む
ジップ付き保存袋にスペアリブを入れてから漬け込み調味料を加え、袋の上からもみ込むように馴染ませます。冷蔵庫に入れ、2時間~1日置いて味を染み込ませます。
オーブンで焼く
スペアリブは焼く10分ほど前に冷蔵庫から出して、常温に戻します。
【ポイント】
スペアリブは、オーブンに入れる10分ほど前に冷蔵庫から出しておくと、肉の中心まで火が通りやすくなり、焼きムラが起こるのを防げます。
オーブンを180度に予熱し、天板にスペアリブを並べて180度のオーブンで30~35分焼きます。途中焦げてきたら、アルミホイルをかぶせてください。焼き上がりは、厚みのある部分に菜箸や竹串を刺し、出てきた肉汁の色が透明かどうかで判断します。
【ポイント】
スペアリブは、焼きムラ防止のためひとつずつ離して天板に並べましょう。
盛り付けて完成
皿に盛り付けてできあがり。お好みでレタス(分量外)や蒸しじゃがいも(分量外)などを添えて盛り付けるのもおすすめです。
よくある質問
1. 味付けのアレンジはできますか?
スパイシーにしたいときは、カレー粉やすりおろしにんにく、チリパウダーなどで味付けするのがおすすめです。ポン酢しょうゆや甘酢を加えてさっぱり煮てもOK!
2. オーブン以外でも焼けますか?
フライパンでも焼けます。中まで火を入れるため、ふたをして途中返しながらじっくりと火を入れるのがコツです。
3. 漬け込んだ状態で保存できますか?
冷凍保存できます。冷蔵庫で長時間保存すると味が濃くなりすぎるため、1日以上置く場合は冷凍保存がおすすめです。冷凍保存の目安は、3週間程度です。
漬け込むだけで簡単なスペアリブを作ろう!
調味料に漬けておくだけで、やわらかくジューシーに仕上がるスペアリブ。家にある調味料と玉ねぎに漬け込んで焼くと、ごちそう感のあるひと皿が簡単にできあがります。
むずかしい工程はないので、初心者の方でも失敗せず作れますよ。普段の食卓はもちろん、特別な日の献立にもおすすめです。ぜひ作ってみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:馬原 香織(料理家/料理教室主宰/調理師)