西武・松本航、145日ぶりの勝利へ「先制点を与えないように」 日本ハムは3連勝中の加藤貴之が先発
4月7日以来の白星をめざして
台風の状況も気になる8月最後の週末。30日のベルーナドームでは、西武と日本ハムの3連戦・第2戦が行われる。
西武の先発は松本航。今季は31試合に登板して1勝7敗、防御率2.86という成績。31試合のうち先発は5試合だけで、ここまで中継ぎでの起用がメインとなっている。
前回登板の8月23日・楽天戦が約3か月半ぶりの先発登板で、3回1失点も黒星がついた。最後の勝利は4月7日(日)の日本ハム戦。実に4カ月以上も白星から遠ざかっている状態だ。
松本は球団を通じて「前回の登板を終えてからは、次の登板に向けてのコンディション調整に重点を置いて練習しました。リカバリーはもちろん、トレーニングもしっかり行い、状態を整えてきました」とコメント。
続けて「今年は登板機会の多い北海道日本ハムファイターズ戦ですが、先制点を与えないように、初回からしっかり全力で投げる準備をして試合に入っていきたいと思います」と意気込んだ。
今季唯一の白星を挙げている相手から、145日ぶりとなる久々の勝利を目指して。西武の背番号17の投球に注目だ。
3連勝で個人の借金を完済
対する日本ハムは左腕の加藤貴之が先発。こちらは対照的に3連勝中と勢いに乗っている。
今季はここまで21試合の登板で7勝7敗、防御率2.71の成績。7勝はキャリア3度目で、2022年の8勝がキャリアハイ。勢いのままにまずは自己記録に並び、ラスト1カ月で超えていくことができるか。こちらも重要な一戦となる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
中日・福谷浩司-DeNA・ジャクソン(バンテリンドーム)
阪神・西勇輝-巨人・戸郷翔征(甲子園)
楽天・藤井聖-オリックス・曽谷龍平(楽天モバイル)
ロッテ・佐々木朗希-ソフトバンク・有原航平(ZOZOマリン)
※試合中止
広島-ヤクルト(マツダスタジアム)
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記事:SPAIA編集部