「納豆」にいれると腸がよろこぶ。そのままでもおいしい“食物繊維が豊富な食材”とは?
発酵食品マイスター・スキンケア指導士の坂下莉咲です。腸内細菌は大きく善玉菌、悪玉菌、日和見菌に分けることができます。名前の通りよさそうな菌と悪そうな菌があると思いますが、あくまでも“人にとって”よい菌か悪い菌かということになります。今回はそれぞれの菌の特徴と時短レシピのご紹介です。
理想的な腸内細菌バランスとは
腸内には約1000種類以上100兆個もの腸内細菌がいるとされています。
大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和見菌となりますが、それぞれの役割についてご紹介していきたいと思います。
1.善玉菌
理想的な割合は2割と言われています。
善玉菌は腸内を酸性にたもつ働きがあり、悪玉菌が悪さをしにくい環境に整えてくれています。
人にとってよい菌だとしても増えすぎてしまうとお腹の調子を崩してしまうことがわかっています。
2.悪玉菌
理想的な割合は1割と言われています。
悪玉菌は増えすぎると有害なガスや発がん物質などを生み出します。
人にとって悪い菌だからといってゼロになればよいわけではなく、バランスが大切です。
3.日和見菌
理想的な割合は7割と言われています。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の優位な方と一緒に活動しています。
善玉菌が多ければ善玉菌と一緒に働き、悪玉菌が多いと一緒に悪さをします。
腸内細菌たちは陣取り合戦をしているので、そのバランスと多様性が腸を整えるポイントとなります!
今回は食物繊維が豊富な新生姜の酢漬けを取り入れた時短アレンジ納豆レシピです。
新生姜の納豆和え
材料(2人分) 調理時間10分
納豆(タレカラシあり)……2パック
新生姜の酢漬け……30g
小ねぎ(小口切り)……お好みで
作り方
1 新生姜は食べやすいように小さく切っておく。
2 納豆は付属のタレとカラシを入れて混ぜておく。
3 ボウルで1の新生姜・2の納豆・小ねぎを混ぜ合わせる。
4 器に盛ったらできあがり。
坂下莉咲/発酵食品マイスター/スキンケア指導士