【西武】外崎修汰選手インタビュー 試行錯誤のシーズンも「失敗を失敗で終わらせない」
9月4日放送のライオンズナイターでは、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス23回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手にインタビューした模様を放送した。今シーズン試行錯誤を繰り返している打撃について訊いた。
――前の試合(9月3日、オリックス22回戦)はナイスバッティングでした。
外崎「ありがとうございます」
――3安打猛打賞でした。いまの気持ちはいかがですか?
外崎「気分はいいです」
――3安打そのものも4月2日以来でした。
外崎「えー。そんなですか」
――意識はなかったですか?
外崎「まったくないですね」
――第1打席からセンターオーバーの見事な打球でした。振り返っていただけますか?
外崎「高山(久、打撃)コーチと話をして、こういう感じでやっていこうという感じで、何か変えていかないといけないなとずっとやってきたのですが、その中で新しい試みをやってみないかということで、それを試そうと思って打席に立ちました」
――変えた部分というのはどんなところだった?
外崎「タイミングの取り方をちょっと早くしてという感じです」
――それが非常にいい形になったと思いますが、変えた部分の手応えはいかがですか?
外崎「甘いボールに対して手が出やすくなりました。カウントを取ってくる変化球に対しても、しっかりタイミングよく手が出たなというイメージです」
――昨シーズンは.260という打率が残りました。非常にいい形で昨シーズンは送られたと思います。今シーズンはなかなかそこまでの打率が出ていないのですが、感覚として昨シーズンと今シーズンでは何が違いますか?
外崎「結構いろいろ変えているので、何が違うか……いろいろありますね。自分の中で昨シーズンあれくらいの数字で、今年はもっともっと上を目指そうと思っていろいろ変えてチャレンジした結果がこれだったので、遠回りじゃないですけど、こういう経験をして今シーズンのイメージは駄目だったという形で、失敗を失敗で終わらせないようにするためにまたやっている感じですね」
――そういった意味では前の試合はいい形になりましたので、今日の試合も非常に期待しますが、相手の先発は山下舜平大投手です。どんな感じで対戦しようと思っていますか?
外崎「すごくいいピッチャーで、真っすぐも速いし、カーブも大きくてキレがあるし、フォークも映像では昨シーズンと違うような感じに見えているので、まずは真っすぐをしっかりと叩けるように、その中で相手もコントロールに関して少し苦戦している部分もあると思うので、しっかり自分の打てるボール、打てるところを待って、相手を助けないようにやっていくのが一番大事にしたいところです」
※インタビュアー:長谷川太アナウンサー