ロンドンのおすすめ観光スポット10選!イギリスの壮大な歴史を感じる旅へ
ロンドンは、古きよきイギリスの伝統を受け継ぎながらも、最先端の文化を取り入れ進化し続けている都市。今回は、そんなロンドンで訪れるべき10のスポットを紹介する。
バッキンガム宮殿やビッグ・ベン、大英博物館など見どころ満載目次
1.バッキンガム宮殿2.ウェストミンスター寺院3.国会議事堂(ビッグ・ベン)4.ロンドン・アイ5.大英博物館6.ナショナル・ギャラリー7.セント・ポール大聖堂8.自然史博物館9.タワー・ブリッジ10.ロンドン塔
1.バッキンガム宮殿
英国王室の公邸として知られるバッキンガム宮殿。きっと、テレビなどでこの宮殿のバルコニーに王室メンバーが集い、祝賀行事が催される様子を見たことがあるだろう。宮殿前で行われる衛兵交替式も有名で、交替式が行われる際は世界中から集まった観光客で混雑する。宮殿内に入れば、豪華な部屋や貴重な芸術品の数々に圧倒されるだろう。ただし、王室行事などにより閉館することがあるため、訪れる際には事前に調べておくとよいだろう。
バッキンガム宮殿の詳細情報
https://www.rct.uk/visit/buckingham-palace
2.ウェストミンスター寺院
イギリスの歴史を語るうえで外せないのがウェストミンスター寺院だ。1000年以上の歴史があり、ユネスコの世界遺産にも登録されている。ゴシック様式の建築と、内部のステンドグラスや彫刻は圧巻だ。ここでは、英国王室の戴冠式や王族の結婚式、多くの著名人の葬儀が執り行われてきた。チャールズ・ディケンズやアイザック・ニュートンなど偉人たちの墓もあり、イギリス文化の厚みを感じさせる。
ウェストミンスター寺院の詳細情報
https://www.westminster-abbey.org
3.国会議事堂(ビッグ・ベン)
テムズ河沿いにそびえる国会議事堂。正式名称はウェストミンスター宮殿といい、イギリスの政治の中心地として知られている。そのなかでも特に有名なのが、ビッグ・ベンの愛称で親しまれるエリザベス・タワーだ。この時計塔は、イギリスの象徴的な存在であり、観光客にとっても欠かせないスポットだろう。見学ツアーに参加すれば、議事堂内部を見学することができる。
国会議事堂(ビッグ・ベン)の詳細情報
https://www.parliament.uk
4.ロンドン・アイ
ロンドン・アイは、テムズ河沿いにそびえ立つ巨大なホイールが特徴的な観覧車。ゆっくりと約30分かけて1周するあいだに、国会議事堂やバッキンガム宮殿などを見ることができる。ピーク時には長蛇の列ができることもあるので注意すること。
ロンドン・アイの詳細情報
https://www.londoneye.com
5.大英博物館
1753年設立、1759年開館の大英博物館は、世界一の規模を誇り、年間約600万人以上の人々が訪れる。旧石器時代から近代まで、ヨーロッパをはじめとする世界の広大なエリアのコレクションを所蔵している。このクオリティで入館が無料なのは非常にうれしいポイント。ただし、館内はあまりに広大で、じっくり見て回るのは難しいため、見学したいポイントを事前に絞ろう。
大英博物館の詳細情報
https://www.britishmuseum.org
6.ナショナル・ギャラリー
芸術を愛する者にとって、ナショナル・ギャラリーは必見のスポット。ここは、約2万点のコレクションを有する世界最大級の美術館だ。レオナルド・ダ・ヴィンチやウィリアム・ターナーといった巨匠の作品を間近で鑑賞できる。特に、『ひまわり』で知られるゴッホの絵画は、多くの人々をひきつける1枚。入館料が無料なので、気軽に最高峰の芸術の世界に浸れるのがうれしい。
ナショナル・ギャラリーの詳細情報
https://www.nationalgallery.org.uk
7.セント・ポール大聖堂
ロンドンのシンボルのひとつであるセント・ポール大聖堂は、イギリスの偉大な建築家クリストファー・レンの設計によるもの。直径34mのルネッサンス様式のドームがあり、そこには見事な天井画が描かれている。ドームの周囲には3つの回廊があり、歩いて巡ることができる。
セント・ポール大聖堂の詳細情報
https://www.stpauls.co.uk
8.自然史博物館
子どもから大人まで楽しめるのが自然史博物館だ。エントランスではシロナガスクジラの巨大な骨格標本が出迎えてくれる。恐竜の骨格標本などスケールの大きいものから、昆虫やバクテリアの化石など小さなものまで多様なコレクションが展示され、自然の不思議と美しさを学べる。ここも無料で入館できるため気軽に訪れることができるのがうれしい。
自然史博物館の詳細情報
https://www.nhm.ac.uk
9.タワー・ブリッジ
タワー・ブリッジは、青と白のコントラストが美しい可動橋。現在では橋を跳ね上げる回数は減り、1日に2~3回程度。橋の上を歩けば、ロンドンの美しい町並みを楽しむことができる。塔内にはタワー・ブリッジの仕組みを学べる展示がある。また、北塔と南塔を結ぶガラス床の歩道橋を歩けば、歩いてテムズ河を見下ろすという貴重な体験ができる。ただし、なかなかのスリルなので無理はしないように。
タワー・ブリッジの詳細情報
https://www.towerbridge.org.uk
10.ロンドン塔
ロンドン塔は、ウィリアム1世の時代に建てられた。敷地内に建つホワイト・タワーは、かつて牢獄や処刑の場として使用され、ここで人生を終えた囚人たちは数知れない。今では世界遺産としてその歴史を伝えている。ガイドツアーに参加すると、ビーフィーター(ヨーマン・ウォーター)が塔内の歴史をユーモアを交えて説明してくれる。
ロンドン塔の詳細情報
https://www.hrp.org.uk/tower-of-london/
まとめ
ロンドンでは、歴史的な建造物やモダンなアトラクションが町並みに溶け込み、美術館や博物館を訪ねれば気軽に著名な美術作品を見たり科学の英知に触れたりすることができる。今回紹介した10のスポットは、いずれもロンドンの魅力を存分に感じることができる場所ばかりだ。ロンドンを訪れる際にはぜひこの記事を参考に、自分だけの特別な旅を計画してほしい。