【New Open】堀江の古民家に子供服のセレクトショップ「anddays」がオープン♪ 秋の親子コーデが楽しめて、触れてわかる優しいお洋服たちがいっぱい!@BOTTI CAFE
今年の暑さが少し和らぎ、秋服を楽しむ時期になりましたね! そんな秋にぴったりなショップ「anddays」は、今年7月に堀江に実店舗としてオープンしました。以前は出張型子供服店として、市内外の飲食店やマルシェなどで活躍していたことでも知られています。時折出張子供服屋としても活動はしていきながら、ここ堀江の古民家であるショップをベースに、落ち着いた雰囲気の実店舗を構えたということで、取材に行ってきました。
「anddays」
堀江の住宅街にひっそりと佇む「anddays」の店舗は、趣のある古民家をリノベーションした魅力的な空間。インテリアはアンティーク調や木材を多用し、植物も多くて落ち着いた雰囲気に、どこか品のあるストリートカジュアルな子供服が並びます。
また、店舗の場所は、隠れ家的なロケーションにあり、訪れる際には少し不安になるかもしれませんが、道に迷う方も時々いるようで…、その分たどり着いたときの特別感が増すので、隠れ家のような魅力もあって、わくわくしながらいけるのも面白い! 全体の雰囲気も、静かな住宅街の中にあるため、ゆったりとした時間が流れ、ショッピングを楽しむのに最適な環境なんです。なぜちょっとわかりずらい場所にしたのか伺うと「フラッと来られる場所にあるよりも、行きたいと思わないとたどり着けない…そんな場所だなと思い、まったく抵抗はありませんでした。むしろ素通りしてしまう店舗より、こんなところに何ができたの? という場所のほうがわくわくしませんか?」と話してくれたのが、「anddays」を立ち上げた黒川さんです。
「anddays」の取り扱う子供服は、韓国から取り寄せたデザイン性の高いものが揃っています。これらの服は、ナチュラルな雰囲気でありながら、個性的でスタイリッシュなデザインが特徴。韓国ファッションの人気が高まっている中、ネット通販での購入が主流になってきていますが、実際に手に取ってみると「画像と違うのでは?」と不安になることも少なくありませんよね。しかし、黒川さんがセレクトするお洋服は、期待を裏切らないクオリティで、日本では見かけないような斬新でかわいいデザインが多いのが魅力です。店内に並ぶお洋服はどれも「いちいちかわいい!」と感じさせてくれるアイテムばかりで、実際に手に取ることができるのが大きな安心感につながります。
現在「anddays」では、秋の新作が続々と登場しており、ますます楽しみが広がりますね。デザイン性が高いので「価格も高いのでは?」と思いがちですが、意外にもお手頃な価格設定です。特に子供服はすぐにサイズアウトしてしまうことが多いので、こういった価格帯は親にとってありがたいポイントです。
さらに、オーバーサイズのデザインも多く、160サイズであれば大人も着用可能なので、親子コーデを楽しむことができるのも魅力の一つです。黒川さんによると、最近は親子でお揃いの服を楽しむお客様が増えているとのこと。おしゃれなデザインで、親も一緒に着たくなるアイテムが多いため、気軽に親子コーデを楽しめます。また、お孫さんへのプレゼントとして三世代や二世代でのショッピングを楽しむ方も多いそうで、家族で一緒にファッションを楽しむことができる New Spot な予感!
特に目を引いたのは、上下セットアップのお洋服。日本ではスウェット上下が部屋着や寝巻きとして捉えられることが多いですが、こちらのセットアップはシルエットが可愛く色味も絶妙、外出したくなるほどおしゃれなんです。部屋着にしてしまうのはもったいないくらい! さらに、素材感も触り心地がよく、ヴィンテージ風のくすみカラーや、控えめなプリントデザイン、ステッチが入ったデザインなど、多様なテイストが揃い、ヨーロッパ風なイメージだけでなくストリートなアメリカンテイストも感じられ、個性的でありながらも派手すぎず、普段使いにもぴったり。お洋服を見ているだけで楽しく、選ぶのが難しくなるほど魅力的なラインナップが揃います。シンプルながらも洗練されたデザインが多いので、日常の中でおしゃれを楽しむのにぴったり!
また、韓国の洋服だけでなく、黒川さんのお母様が手作りされたヘアアクセサリーや、市内のマルシェにも出店しているマクラメアーティスト「LINOLIMA」さんによる小物も取り扱っています。これらのアイテムは、洋服と合わせることでさらにおしゃれを楽しむことができ、ギフトとしても最適ですね。さらには秋のシーズンにぴったりな薄手のダウンベストも取り揃えており、試着もできるので、自分にぴったりのアイテムを見つけることが可能です。特に、オーバーサイズのデザインが豊富なので、ナチュラルかつカジュアルに着こなしたい大人にもおすすめです。秋の爽やかな気候に加え、温かみのある素材感や着心地の良いアイテムが揃っているため、秋服を存分に楽しめるセレクトショップでしたよ。また韓国は土地柄寒い場所でもあるので、冬になればもっと温かなラインナップが揃うということで、これまた楽しみです。
デザインと着心地に強くこだわってセレクトを行っているという黒川さん。お店の立ち上げにあたっては、今年2月に自ら韓国へ足を運び、南大門市場の洋服問屋で直接卸業者と打ち合わせを重ねたそうです。海外からの仕入れに不安を感じる中でも、安全で信頼できるコネクションを自ら築き上げ、日本に戻るとすぐに出張子供服店として活動を開始。わずか数カ月後の7月には実店舗を構えるに至ったというスピード感がすごいですね。さらに黒川さんが以前はアパレル業界での経験がなかったということにも驚きでした。それでも、韓国の市場に出向き、業者と関係を築き、短期間で実店舗を成功させたというエネルギーと行動力には感服です。どれほどの熱意を持って「anddays」を運営しているのかが伝わりますよね。
黒川さんが「anddays」を立ち上げるきっかけとなったのは、自分の子供に可愛い子供服を着せたことでした。デザイン性のある洋服を子供に着せたとき、子供がさらに可愛く見え、育児の疲れも癒され、ママ業を頑張ろうという気持ちになれたそうです。自分だけでなく、他のママたちにも同じような体験をしてほしいという思いもあり、子供服のセレクトショップを始める決意をしたと話します。
また、ロゴマークにも家族の温かいストーリーが詰まっているんです。黒川さんは、ショップのロゴを作る際、娘さんにベースとなる絵を描いてもらいました。そのラフイメージには「うれしいことの はなまるさんかく」というメモが添えられていたそうです。ロゴは、一つの丸を両側から抱きしめているデザインで、親子の愛情が感じられる素敵なマークに仕上がっています。このロゴは、「ウラヤスマーケッツ」デザイナーの市川さんによって最終的に形になり、親子の思いが詰まった特別なシンボルとなりました。こうした温かいエピソードからも、「anddays」が単なるファッションの場ではなく、家族の絆や周りの方々への温かな思いが込められているのではないかと感じます。
黒川さんとお話をしていると、初対面なのに初めてじゃないような…親しみを感じるとても温かな雰囲気を持った女性です。会話も興味深く、韓国アイドルの話で盛り上がったり、自然と会話も弾みます。お洋服のこと、子供のことや育児のことなど、愛情や情熱が伝わり、あっという間に時間が過ぎてしまうほど。黒川さんの温かい人柄もあり、彼女の交友関係はとても広いです。家族だけでなく、周りの方々との繋がりを大切にしている様子が伝わります。自然体で築かれるその関係性が、ショップ「anddays」にも温かな雰囲気をもたらし、訪れる人々を引きつけていると感じました。
「BOTTI CAFE」
そんな出張型から実店舗として選んだ場所が、驚くべき場所。堀江の静かな住宅地にひっそりたたずむ古民家「BOTTI CAFE」を丸ごと借りてオープンされました。
「BOTTI CAFE」とは、リフォーム会社「アイゼンファクトリー」さんが一棟をフルリノベーションした、とてもおしゃれな古民家です。驚くことに、このカフェの2階からは大蓮寺さんの墓地が見えるんです。この悪条件とも思える立地を逆手に取り、まるで鎌倉にでも来たかのような、海を思わせる内装に仕上げています。植物や木を多く使ったインテリアが、和やかで落ち着いた雰囲気を演出。「BOTTI CAFE」の名前の由来も、そんなリラックスできる空間に由来しているそうで、墓地があることすら気にならないほどの居心地の良さに驚かされます。
とにかく目に入るものすべてが可愛くって、温かな雰囲気が漂う店内。「anddays」さんセレクトの子供服とも相まって余計に温かさを感じられます。1階スペースが子ども服に、カフェカウンター。サクッと試着できるスペースはトイレでも可能。
2階には、どなたでもくつろげるソファが置かれたスペースがあり、さらに大きな試着室としても使える洋室が用意されています。
当初はカフェを営業する予定だったそうですが、縁あって出張子供服屋の「anddays」さんに声をかけ、実店舗としてオープンすることになりました。計画はトントン拍子に進み、子供服屋さんとしてオープン。カフェの営業は来年から少しずつ始めていく予定で、それまでは物販やワークショップを中心に活動していく、と黒川さん。
そんな黒川さん、以前までは舞浜辺りのパークで飲食関係のお仕事をされていたそう。とはいえ黒川さんのお姉様は、浦安に住みたい!でもたびたび登場くださっている、現在は葉山を中心に市内でも活動している「PAUSE」のフラワースタイリスト 吉原友美さん。お父様はグラフィックデザイナー、またお母様も小さな頃から手作りで子供服を作ってくれたそうで洋裁は趣味なんだとか。通りでセンスの良い可愛いお洋服が並ぶわけですね! さらに以前は東野にあった「TOKIIRO」というお店ではカフェ担当としてお店に立っていたこともあり、そうした経験をもとに徐々に飲食スペースも広げていきたいと話してくれました。
現在の営業は金曜日、土曜日、また子供服だけでなく、ワークショップなども広げていけたらということで、木曜日と日曜日に実施予定。また、ワークショップでは、お姉様でもある「PAUSE」のフラワーアレンジワークショップも開催されています。子供服屋さんとはいえ、さまざまなワークショップなどからも、思いもよらない素敵な出会いが待ち受けていそうな予感すら感じます!
現在の営業は短めの営業からスタートされていますので、伺う際はぜひとも「anddays」さんのインスタグラムをチェックしてから伺ってみてください! また、セレクトショップということもあり、双子のお子さんなどの同じサイズのものはご用意していないこともあるそうなので、黒川さんにぜひとも相談してみて。温かな雰囲気の中、これからどんな新しい展開が始まるのか、ますます注目を集めるお店なのは間違いありません!
anddays @BOTTI CAFE
浦安市堀江4-14-17
11:00〜18:00(FRI)
11:00〜17:00(SAT)
online Storeはこちらから
インスタグラムはこちらから