朝マヅメの短時間チニング釣行で42cmチヌをキャッチ! 「フリリグ」にヒット
最近格段と暑くなり筆者の通年のメインターゲットであるヒラメの反応も悪くなってきた。たまには気分転換にチニングでもしてみようとロックフィッシュ用のタックルを持ち出してきた。今回はチニング歴がほぼ皆無な初心者レベルな筆者の気分転換チニングをレポートする。
薄暗いうちからスタート
チニング歴がほぼない初心者である筆者だが、朝マズメ効果はどの魚も当てはまるだろうと日が昇る前の思い薄暗いうちからスタート。今回のポイントは沖は泥地だが手前に護岸の敷石が敷かれているので、そこにチヌが良く居るのを見かけるのでその周りを重点的に探ってみる。
チヌに警戒されないようにそっと覗いてみると、チヌの代わりに至る所にナルトビエイがウロウロしている。あんなものを掛けたらひとたまりもないと思いつつ実釣開始。
フリリグで釣りスタート
タックルはロックフィッシュ用のタックルしかないのでラインがPE2号にリーダー20lb.とかなり強気なセッティングになってしまった。ルアーは7gのシンカーのフリリグで試してみる。
敷石の切れ目に沿うようにキャストし、敷石にコツコツと当たるくらいのスピードで巻いてくると、早速ボトムにあたる感覚とは違うツンツンと突くようなアタリがある。針掛りするほど食い込まなかったが開始早々の魚の反応に期待し、少しずつ歩きながら探っていく。
小型のチヌが登場!
ゆっくりボトムにあてながら巻いて探っていると、潮が動き出し軽いうねりが壁にあたり水面が揺れたタイミングで、ゴンゴンッと軽く引き込むようなアタリが。
そのまま巻いてくると今度はグッと竿先が抑え込こまれたのでアワセを入れる。タックルパワーがあるのでそのまま飛んでくるような勢いで寄せてくると、少し可愛いサイズだが本命のチヌ!朝一早々に1枚目を挙げサイズアップを求めて先程歩いてきた方向とは逆に行ってみる。
強烈なアタリ到来
少しずつ明るくなり、潮位も下げに入り潮が動き始め小さなマイクロベイトが大量に護岸に寄ってきているのが見え、シーバスがそれを狙って水面を割っている。
今度はベイトが溜まっている敷石の上をゆっくりボトムにあてながら巻いてくる。途中隙間にシンカーが挟まったのかスタックしたので軽くほぐしスタックを外し巻き始めた時、突然竿が浮くほどのガツンとした強烈な当たりが来た。
ロッドが手から抜けそうになりながらも力強くフッキングを入れる。ラインが一気に沖に走り出しそこそこパワーのあるロッドがぶち曲がりゴンゴンと叩き強い引きだ。
42cmチヌが浮上!
姿が見えてくると銀色の綺麗な魚体が見え、そのまま寄せてきてネットイン。
上がってきたのは魚体が薄っすらと青みがかった綺麗なチヌ!今までまともに狙って釣ったことはなかったが、ちゃんと狙って釣ることができて大満足だ。
サイズは42cmとそこまで大きくはないもののなかなかパワーのあるファイトで楽しませてくれた。その後は日が昇りより一層辺りがナルトビエイだらけになり釣りにならなくなってきたので終了となった。
今まで触れてこなかった釣りだったがやってみると癖になりそうな面白さがある。また、本命であるフラットフィッシュの合間にでもやってみよう。
<明石健太郎/TSURINEWSライター>