砂糖もみりんも不要!トロトロに仕上がる“角煮レシピ”「意外な飲み物がカギ」「普通の角煮に戻れない!」
「トロトロのおいしい角煮が自宅で作れたら……」と思ったことはありませんか? 砂糖やみりんを使わなくても、まろやかでコクがあり、お肉が柔らかく仕上がる作り方があるんです。自宅でのごちそうにぴったりですよ。
角煮を簡単に柔らかくしたい
せっかく作った角煮も、「お肉が硬い……」と言われてしまっては、ちょっとがっかりしてしまいます。
できることなら、柔らかくしあげたい……でも、なるべく手間はかけたくないもの。じつは、ある材料を加えるだけで、驚くほど柔らかく仕上がる方法があるんです。
サイダーで柔らか!豚の角煮
使うのは、なんとサイダー。手間をかけずに柔らかく仕上がる角煮のレシピを実際に試してみました。炭酸の力でお肉の繊維がほぐれ、短時間でもトロトロに。
材料
・サイダー(無果汁・無色透明のもの)……400ml
・豚バラ肉……300g
・しょうゆ……50ml
・料理酒……25ml
・しょうが(チューブ)……4cm
・ゆで卵……2個
・小ねぎ……お好みで(トッピング用)
フルーツソーダなど甘さが強すぎるサイダーを使うと、仕上がりが甘くなりすぎる場合があります。できるだけ甘さ控えめで、香りや色が強くないものがおすすめです。
作り方
1.豚バラ肉を食べやすい大きさに切ります。フライパンに油をひかず、豚バラ肉からでる脂で、全体に焼き色がつくまで中火で焼きます。
2.焼き色がついたら、サイダー・しょうゆ・料理酒・しょうがを加えて中火にかけます。煮立ってきたらアクを取り、火を弱めます。
3.弱火で30〜40分くらいコトコト煮込み、煮汁が半分くらいになるまで煮ます。途中でお肉を上下返して、味がしっかり全体にしみ込むようにします。
4.煮汁が半分になったら、ゆで卵を加えてさらに10分ほど煮込み、卵にも味をしみ込ませます。
5.煮汁が少なくなってとろみが出てきたら火を止めます。
6.器に盛りつけ、お好みで小ねぎを散らしてできあがりです。
「手間はかけたくない」そんなときこそサイダー角煮がおすすめ
できあがった角煮は、照りも甘さもしっかりあるおいしい角煮になっていました。角煮は「時間がかかる」、「お肉が硬くなる」といった悩みがつきものですが、サイダーを使えば短時間でも驚くほど柔らかく仕上がります。サイダーの炭酸が肉の繊維をやさしくほぐし、糖分が全体をしっとり・ジューシーにしてくれます。
特別な調理器具がなくても、鍋ひとつで本格的な味に仕上がります。ぜひ、試してみてください。
ayako/ライター