お猪口で気軽に試せる♪日本酒に精通した夫婦がセレクト NHK神戸放送局前の『立ち呑みニューワールド』で日本酒と逸品を堪能してきました 神戸市
約5年ぶりにリニューアル復活!6月26日にオープンした『立ち呑みニューワールド』(神戸市中央区)で、日本酒をたしなみながらまったり過ごしてきました。
2019年より休業中だった同店ですが、再開を待つお客さんからの声も多く待望の復活!神戸で長年日本酒専門の創作料理店を営んできた森本さん夫婦を新たに迎え、以前のスタイルを残しつつも“より気軽に本格的に楽しめる”創作料理が増えました。
日本酒が60種類以上。唎酒師(ききざけし)の資格を取得した大将と、さらに難易度の高い酒ディプロマの資格を持つ女将の最強コンビが全国各地からセレクトしています。
今日の気分は?この料理に合わせるなら?など、夫婦に気軽に相談してみて。ペアリングを意識し奥深さに触れることで、日本酒がもっと好きになるかも。
今回は外の看板を見て「義侠(ぎきょう)あるやん!」と入店するお客さんも多いという、人気の日本酒を試してみることに。
「義侠」は、愛知県愛西市の酒造で作られたもの。甘口と辛口のちょうど中間で、凝縮された米の旨みや酸味がじんわり広がります。クセがなく飲みやすいため初心者にもおすすめ。
日本酒メニューは、フルーティー系・スッキリ系など、テイストが細かく分かれているので選択しやすく、お猪口(小)が218円から注文できるのもあれこれ試せて魅力的♪
フードメニューも1人前の少量スタイルで用意されています。特におすすめのアテを紹介していきますね。
「淡路鶏のかしわ天」は、造りで食べられるほど新鮮な淡路鶏のむね肉を使い、昆布締めにして寝かせています。ふっくらやわらか、鶏の甘みがあふれたシンプルなおいしさです。
この時期にぴったりの「上うざく」は、愛知県産の「葵うなぎ」で提供。2024年から販売を開始した新しいブランドで「“あ”いちの、“お”おきな、“おい”しいうなぎ」の頭文字が名前の由来となっているそうですよ。
皮が柔らかく、身はふっくら。あっさりとした脂の旨みが口のなかに広がり、その下にはきゅうりの酢の物が隠れているので、合わせて爽やかに堪能できます。土用の丑の日に向けて「うな重」も販売予定(要予約)。
食べると日本酒がくっと飲みたくなる「焦がし味噌」。御膳みそと、卵黄を混ぜ合わせて作った玉みそをブレンドして、低温でじんわりと火入れ、細かく刻んだ白ネギのシャキシャキ食感もユニークです。
そのほか、ひとくちサイズで食べやすい「だし巻き」や、スモークした牡蠣を忍ばせた「大人の燻製ポテトサラダ」も必食です。
30人ほどは入店できる立ち飲みスペース。16時から営業をスタートし、待ち合わせ前にふらっとひとりで訪れたり、仲間と2・3軒目利用にも◎。
週に何度も通う常連さんも多いそうで、立ち飲みならではのアットホームさに身をゆだねて、お酒や逸品、人との一期一会を楽しみに出かけたいですね。
店舗
立ち呑みニューワールド
(神戸市中央区中山手通2-3-18 1F)
営業時間
16:00~22:30(L.O.22:00)
定休日
月曜日
TEL
080-4378-1157