アニメ『僕の心のヤバイやつ』を堀江瞬さん・羊宮妃那さんが熱く語る! 劇場版制作決定のサプライズ解禁も行われたイベントのレポートが到着
TVアニメ『僕の心のヤバイやつ』より、9月29日(日)に新宿バルト9にて開催された『ファン感謝企画!! TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」振り返り上映会~僕らはふたたび集まった~』のイベントレポートが到着しました。
『僕の心のヤバイやつ』は「チャンピオンクロス」(秋田書店)にて連載中の桜井のりおさんによる最新作。コミックス累計発行部数は550万部を突破し、「このマンガがすごい!オトコ編」では年連続ランクイン、「次にくるマンガ大賞2020Webマンガ部門」でも1位を獲得。陰キャで中二病の中学生・市川と、美少女で天真爛漫な山田が繰り広げる青春初恋ラブコメです。
TVアニメが2023年4月より第1期、2024年1月より第2期がテレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠・BS朝日・CSテレ朝チャンネル1にて放送。さらにPrime Videoにて、本編に加え、スピンオフアニメ「ツイヤバ」も見放題独占配信中です。そしてこの度、劇場版の制作が新たに決定しました。
上映会には堀江瞬さん(市川京太郎役)と羊宮妃那さん(山田杏奈役)が登壇し、今だから話せる裏話など熱いトークを展開。さらにイベントの最後には劇場版が新たに制作されることもサプライズ解禁。原作・桜井のりおからのお祝いイラストも到着しました。
『ファン感謝企画!! TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」振り返り上映会 ~僕らはふたたび集まった~』イベントレポート
9月29日(日)、東京・新宿バルト9で『ファン感謝企画!! TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」振り返り上映会 ~僕らはふたたび集まった~』が開催されました。司会はテレビ朝日のアナウンサー鈴木新彩さんが務め、ゲストとして市川京太郎役の堀江瞬さんと山田杏奈役の羊宮妃那さんが登壇。放送終了当時の熱量のまま、第24話・第25話の感動のラストシーンを振り返りました。そして、イベントの締めくくりでは、ふたりへのサプライズとして、劇場版『僕ヤバ』が制作発表に。ファンからも歓喜の声が上がり、これからへの期待で高まる夜となりました。
あらたよが彩った第2期オープニングテーマ『「僕は…」』が流れる中、市川・山田のぬいぐるみをそれぞれ持って登壇した堀江瞬さんと羊宮妃那さん。温かな拍手で迎えられました。
堀江さんが「久しぶりに『僕ヤバ』に関してお話できることが嬉しい」とコメントし、イベントはスタート。イベントの冒頭、堀江さんと羊宮さんは最終回を迎えた際の心境を語り、堀江さんは「台本をもらった段階から万感の思いで“終わってほしくないな”と本当に素直に思える作品でした。本当に温かい人たちに囲まれていた座組だったので思いもひとしおですし、市川京太郎と共に僕自身も成長できたように思います。作品が一区切りを迎えるのは寂しかったなぁと」と感慨深げにコメント。羊宮さんも「(第2期では)いっぱいぶつかって向き合ってきた杏奈ちゃんだからこそ、市川くんがそこに向き合い続けて優しさを届けてくれたからこそ、杏奈ちゃんはそこに新しい感情が芽生えたんじゃないかなと思っています。私はそれがすごく幸せで」と振り返りました。
続いて、第24話・第25話のアフレコに関するエピソードも披露。堀江さんは「この2話に限らずですけど」と前置きした上で、「羊宮ちゃんがひとりの役者として成長していく様を見られたというか。山田杏奈という役とシンクロしていく様子を目の当たりにして、本当に素晴らしかった」と絶賛。「なんておそろしい子なんだ」とユーモアを交えて褒め言葉を贈り、会場を盛り上げました。
羊宮さんは「すごくうれしいです」と恐縮しつつも、最終話の千本鳥居を歩いている場面で、最初は涙をこぼしつつ演じていたと告白。「ディレクションを通して、“ここは抑えましょう”など、杏奈ちゃんの心情を一つひとつすり合わせていき、どこを自分として残して、どこを杏奈ちゃんとして残すか」そのバランスを学ばせてもらったと語り「杏奈ちゃんとしてその場にいることを意識しながら現場にいました」と述懐しました。
また、これまでの『僕ヤバ』の中で印象に残っているシーンについて聞かれると「ありまくりで、むずっ!」と声を上げつつ、原さん・神崎くんを交えたダブルデートをピックアップした堀江さん。それに加えて、役者の目線では、2期の1話の収録が特に印象的だったとし、「半年ぶりくらいに『僕ヤバ』でマイクの前に立って。山田と掛け合った瞬間、この半年の成長を感じて、あまり“うまい”という言葉は使いたくないんですけど、う、うまっ!という言葉が出ました」と語りました。
羊宮さんは「いっぱいあるんですけども、鳥肌が立ったのは市川くんと足立くんが騎馬戦で声を張って好きを語り合うシーン」を選び、それを受けて、堀江さんが足立役・岡本信彦さんとのアフレコエピソードを明かします。さらに「もし『僕ヤバメンバー』が同じクラスにいたら?」という妄想トークも繰り広げられ、堀江さんと羊宮さんはそれぞれの中学時代を振り返り、正反対ともいえるエピソードを披露し、客席から笑い声が上がります。さらにプレゼントをかけたじゃんけん大会を経て、和やかなムードとなりました。
イベント終盤、お知らせが続々とスクリーンに映されるところを見守っていたふたり。そして、その締めくくりにスペシャル映像が映し出され、なんと『僕の心のヤバイやつ』劇場版制作が発表になりました。客席からは割れんばかりの歓声と拍手が沸き起こり、一部客席からは感動のあまりすすり泣く声も。
本人たちにも知らされていなかったため、堀江さん、羊宮さんは顔を見合わせて目を丸くし「び、びっくり! 知ってた?」「えっえっ?」と、驚きと喜びを隠せず、呆然とした状態に。また、劇場版制作を記念した、原作・桜井のりお先生からのイラストにも、感動していました。「とにかく嬉しいです!」と声を絞り出し「これ、3期もあるのでは?」と期待を込めて堀江さん。そして、最後にふたりからメッセージが送られました。
まずは羊宮さんから。「まさかこのような発表で幕を閉じるイベントになるとは思いもよらず。我々も『僕ヤバ』が本当に大好きで、愛しています。また『僕ヤバ』の世界に戻ってこられることが本当に幸せです。原作はもちろん続いていますが、動く杏奈ちゃんたちに会いにいけるのが今から楽しみです!」と、涙ぐみながら、こみ上げる思いを言葉にしました。そして「本当にまさかまさかのうれしい発表がありました。本当にただただ、また彼らに会えることの喜びがすごく大きいです。また気合いを入れて、(劇場版の)アフレコに臨みたいと思います」と堀江さん。
こはならむさんの歌うエンディングテーマ『恋してる自分すら愛せるんだ』が流れる中で、ふたりは笑顔でバックステージへと戻っていきました。
(C)桜井のりお(秋田書店)2018(C)桜井のりお(秋田書店)/僕ヤバ製作委員会