「謎解きウォークラリーくわまると行く!虹色の繭の秘密」が11/30(土)まで開催中
上品な見た目と、滑らかで素肌にも優しいテクスチャーで古くから世界中で愛されてきたシルク。きめ細かで繊細な繊維が、蚕(かいこ)が織り成す天然の繭(まゆ)から作られていることは周知の通りですが、日本の養蚕業(ようさんぎょう)のメッカと言えば、ここ群馬県です。
今年は県が誇る「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界遺産登録から10周年、そして伊勢崎市誕生20周年の節目。
田島弥平旧宅世界遺産登録10周年記念事業のひとつである「謎解きウォークラリーくわまると行く!虹色の繭の秘密」が11月30日(土)まで開催されています。
謎解きウォークラリーくわまると行く!虹色の繭の秘密とは
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イベントの中心となるのは、1863年建築、近代養蚕農家の原型として名高い田島弥平旧宅です。蚕の生産が容易ではなかった江戸時代半ば、田島弥平が入念な研究の末に編み出した養蚕技法によって安定的な生産が可能となり、伊勢崎の地から全国へと普及しました。
近代の絹産業に大きな貢献を果たした田島弥平の旧宅では、1階が住居、2階が養蚕室となっており、空気の循環を要とする弥平の養蚕技法を身近に感じることができます。
「謎解きウォークラリー くわまると行く!虹色の繭の秘密」は、現在も多くの大規模な養蚕農家家屋が立ち並ぶ、旧宅周辺のエリア一帯を会場として行われます。
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それぞれに工夫を凝らした家屋に養蚕業の歩みを感じ取りつつ、参加者は謎解きをしながらゴールを目指します。全ての謎を解いた方には、素敵なプレゼントが用意されています。
記念事業ではこのほか、関連施設をバスで周遊する「こどもスタディツアー」を市内小学校を対象に実施中。また11月17日(日)には、田島弥平旧宅や周辺エリアの風景を空から楽しむことのできる「熱気球体験&VRハンググライダー体験」が予定されています。
長い夏がいよいよ終わりを告げ、秋の爽やかな風が吹き始めた今日この頃。古くから継承され続ける群馬の伝統を求めて、ご家族やご友人同士で散策されてみてはいかがでしょうか。
謎解きウォークラリー くわまると行く!虹色の繭の秘密開催情報
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参加当日はくわまるからのチャレンジ問題を解いてから、田島弥平旧宅案内所で問題用紙を受け取ってスタートしてください。
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全問クリアには2時間ほど見込まれるため、複数日に分けて参加することも可能です。歩きながらの謎解きや、スマートフォンを覗き込みながらのご参加は大変危険ですのでお控えいただき、当日は交通ルールを良く守って楽しんでくださいね。
開催日:2024年9月7日(土)~11月30日(土)
開催時間:9:00〜16:00 ※1日でゴールを目指す方は14:00までにスタートしてください。
入場料:無料
会場:田島弥平旧宅案内所
住所:群馬県伊勢崎市境島村1968−40
電話:0270-61-5924
駐車場:あり
アクセス:
車
北関東自動車道 伊勢崎ICより約30分
関越自動車道 本庄児玉ICより約20分
電車
JR伊勢崎駅よりタクシーで約35分
東武伊勢崎線境町駅よりタクシーで約15分
JR本庄駅よりタクシーで約20分
JR深谷駅よりタクシーで約25分
※情報は記事作成当時のものです