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存在感抜群!いたるところに“カタツムリ”がいる兵庫区・中央市場前の『大輪田橋』 神戸市

Kiss

今回、記者が訪れたのは『大輪田橋』(神戸市兵庫区)。周辺には『兵庫津ミュージアム』や『イオンモール神戸南』などがあり、ミュージアムの名にもある通り「兵庫津」と呼ばれる、港を中心に栄えた地域です。

この橋の至るところには“ある生き物のオブジェ”があり、それが小さいながらもかなりの存在感を放っているので、ぜひご紹介したいと思います。

場所は神戸市営地下鉄海岸線「中央市場前駅」を出て『兵庫津ミュージアム』方面へ進み、交差点を右に曲がってまっすぐ進んだところにあります。

橋のたもとには「大輪田橋火戦災・震災復旧モニュメント」があるのですが、カタツムリが柱を這うようなデザインになっています。また見上げると星座も確認できます。

橋には「神戸大空襲」の際の炎で黒く焼け焦げた跡が残っています

設置された石碑によりますと、この橋は1945年に発生した「神戸大空襲」と1995年に発生した「阪神・淡路大震災」の二度に渡って大きな災害に遭っており、このモニュメントは戦災と震災を経験した「生き証人」としてここに建てられているのだとか。

星座は災害が発生した冬の時期に見られる星で、照明として光る仕様になっているそうです。それにしてもこのカタツムリ、一体だれがデザインしたもので、なぜ“カタツムリ”をここに残そうと思ったのでしょうか…?

対岸のものも合わせると、カタツムリは計6体!

管理を行う市の施設に問い合わせてみたのですが、制作された時代の背景から「経緯や制作者に関しての資料がデータとして残されていない」そう。ネット上では色々な説がありますが、正確な回答は得られませんでした。

この橋にあった歴史背景を考えればなんだか意味のあるものに思えてきますが、どんな気持ちでカタツムリをこの場所にデザインしたのか、謎は深まるばかりです。

橋は新川運河にかかっており、橋からは「大橋田水門」を見ることができます。夜にはキャナルプロムナード同様、ライトアップもされているのでまた違った風景を楽しめそうです。

今回カタツムリへの謎は解けなかったものの、取材をきっかけに橋の歴史を学ぶことができました。周辺にあるお出かけスポットから大きく離れていないため、お出かけの際には少し足をのばしてカタツムリを写真に収めてほしいです。


場所
●大輪田橋
(神戸市兵庫区2丁目)

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