山田富士公園 桜の木、再び折られる 7年前、北山田小児童らが植樹
北山田の山田富士公園に植樹された桜の木が、何者かに折られる被害があった。同公園愛護会の栗原紘二会長が3月23日に確認。翌24日に都筑土木事務所を通して、都筑警察署に連絡。パトロールの強化などを要望した。被害届は出していない。
桜の木は「ジンダイアケボノ」という種類で、2018年に北山田小学校の3年生(当時)が植樹したもの。今回折られた桜は、樹勢が芳しくなかったため、同公園愛護会が都筑土木事務所に働きかけ、3月18日に公園南側に移植したばかりだった。
児童たちが植えた桜は、数年前にも被害に遭っており、今回が2度目。前回折られた桜は栗原会長らが接ぎ木など「延命措置」を施し、現在は幹が直径5cmほどにまで成長している。
さくら祭り後にも被害
同公園では3月29・30日に「北山田さくら祭り」が開催されたが、祭り終了後に、別の木がおられる被害も見つかっている=左写真。