ボクシング×プロレス 格闘技で川崎活性化 商議所がビジネス交流会
川崎商工会議所多摩麻生支所会員ビジネス交流会(同会議所主催)が3月19日、多摩区登戸にある専修大学サテライトキャンパスで開かれた。
会員向けビジネスネットワーク促進事業で30人超が参加。今回は「多摩区から『ボクシング×プロレス』を通じて川崎を盛り上げる!」と題し、多摩区を拠点に活動する川崎新田ボクシングジム会長の新田渉世氏(57)と、プロレスリング・ヒートアップ代表の田村和宏氏(45)=TAMURA☆GENE☆=が登壇し、地域での取り組みや格闘技ビジネスについてそれぞれ講演した。
両氏は、開業の経緯や経営理念、ジム運営の現状などを説明。加えて、共に多摩区観光大使や川崎西税務署広報大使を務めたり、市区内のさまざまなイベントに参加したりといった地域に根ざした活動に取り組んでいることを紹介した。
対談では川崎西法人会での両氏の出会いやプロレスとボクシングのビジネスモデルの違いなどを語り合った。また、川崎新田ジムは市内の小中高生や障害児、児童養護施設利用者を無料招待する「かわさきYUMEシート」を、ヒートアップは18歳以下と障害者手帳所有者の全大会無料招待を社会貢献事業として実施しており協賛を求めた。
2部の交流会では、参加者同士が名刺交換や自社事業の紹介などをして親睦を深めた。