富山の特産品が一堂に! 滑川 ほたるいかミュージアム目の前の交流スペース【KAKIAMI】富山土産とコワーキングスペース
滑川漁港からほど近く、富山県滑川市を代表する観光スポットで道の駅にも併設する「ほたるいかミュージアム」。海に面したはまなす公園や展望台などもあり、天気のいい日には潮風を受ける気持ちよいエリアですが、その近くに2025年3月、新しい店がオープンしました。
地元の滑川や富山県内の特産品の販売に加え、新商品の開発やイベントなども行うコミュニティスペース「KAKIAMI(カキアミ)」です。
お土産品の販売とシェアオフィスが同居「KAKIAMI」
開放感ある海辺にふさわしい白壁と木の装いがさわやかな「KAKIAMI」は2階建て。
1階はポップアップスぺースとして富山のお土産や特産品などを取り扱い、2階部分はコワーキングスペース・シェアオフィスになっています。
ナチュラルな白木を全面的にあしらった店内はあたたかみがありながら、洗練された印象。居心地がよく、ゆっくりと商品を見て回れそうです。
「県外の人に富山のいいものを届けたい」という想いで作られた店には、オーナーの桶川高明さんが自ら選定した地場産品が数多くあります。
さらに、県内の企業が商品を並べたり出店したりできるスペースもあり、いろいろな事業の人たちがチャレンジする場としても活用することができます。
桶川さんの本業は設計士。「KAKIAMI」も自分で設計したんだとか。
ちなみに、店名は滑川漁港のホタルイカ漁などで使う定置網で、魚を誘い込む「垣網(かきあみ)」から取ったのだそう。
1階ポップアップには厳選された県内商品がズラリ
1階のポップアップスペースには、富山県や地元滑川市の特産品が並びます。
桶川さんが厳選しただけあって、普通の土産物店とはひと味もふた味も違うラインナップ。
地場食材を使った菓子などのほか、桶川さんもかかわった市民や企業の協創プロジェクト「N+D=!」プロジェクトの開発商品なども並びます。
商品ごとに特徴やレコメンドなども丁寧に書かれていて、桶川さんのこだわりやセレクトの理由を知るだけで富山や滑川への理解が深まります。
地元の青果店が開発! 「野菜がおいしいドレッシング」
滑川の商品で桶川さんがイチオシするのが、地元の八百屋さんである中川青果店が作ったドレッシング。「野菜がおいしいドレッシング」です。
実はこの商品、ラベルデザインが桶川さんによるもの。
マークは中川青果店の「中川」の文字を重ねたデザインで、ランチョンマットのチェック柄をイメージしたさわやかな色味です。
ドレッシングは玉ねぎとにんじんの甘みが効いていて、野菜のうまさが引き立つフレッシュな味わい。
自宅用にはもちろん、デザインのかわいらしさからお土産などプレゼントとして贈ってもよろこばれそうです。
ほかにもアロマ商品や組子の照明など、桶川さんが商品のコンセプトに共感したものが並ぶ「KAKIAMI」。
2階のコワーキングスペースは月極での利用などのほか、ドロップインで利用することもできるので、旅のすきま時間にちょっと立ち寄る、なんてこともできそう。
商品を選ぶ人だけでなく、作る人たちにとってもチャレンジや出会いが生まれそうな、新しい形の交流の場となりそうです。
出典:KNBテレビ「いっちゃんKNB」
2025年6月6日放送
記事編集:nan-nan編集部
【KAKIAMI】
住所 富山県滑川市中川原347
営業時間 10:00~17:00
定休日 火曜