『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』チャーリー・コックス、『デアデビル』ギャグをかましていたがカットされていた
(MCU)の映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)にデアデビル/弁護士マット・マードック役でカメオ出演して話題となったチャーリー・コックス。実はコックス、そのシーンにベン・アフレックが主演した『デアデビル』(2003)の小ネタ(イースターエッグ)を仕込んだそうだ。残念ながら削除されてしまったイースターエッグとは、どんな内容だったのだろうか。
版「デアデビル」(2015‐2018)に主演したコックスは、『ノー・ウェイ・ホーム』で主人公スパイダーマン/ピーター・パーカーが起こした問題を弁護するという設定で登場。そのシーンでは、何かとピーターの世話を焼いていたハッピー・ホーガン役のジョン・ファヴローと共演した。
タンパベイ・コミコンのパネルに登壇したコックスが、本作でのカメオ出演を振り返っている。ファヴローは、アフレック版『デアデビル』でマットの親友で弁護士のフォギー・ネルソン役を演じていたため、コックスは自身のカメオシーンに、フォギーに関するイースターエッグのようなダジャレを投入したのだとか。
「僕が質問すると、ジョン演じるハッピーが“I’m a little foggy on that right now.(今は、あまり覚えてないな)”と答えたんですが、本編入りしたのかどうかは分かりません。それは覚えていないけど、観客が気づいてくれることを期待して、その日にダジャレで遊んでみました」と説明した。
コックスはダジャレとして、ファヴローが演じたフォギーにちなんで、「不明瞭、はっきりしない、覚えていない」という意味の「foggyon」という表現を使用。少しオヤジっぽい可愛らしいダジャレは、残念ながら本編入りはしなかったが、いつか削除シーンの特集などで日の目を見ることを期待したい。
『ノー・ウェイ・ホーム』ではアフレック版『デアデビル』とリンクはしなかったが、大ヒット上映中の『&ウルヴァリン』では、『デアデビル』のジェニファー・ガーナーがエレクトラ役を再演し、アフレック版のユニバースとのクロスオーバーを果たした。
なおコックスは、『ノー・ウェイ・ホーム』に続き、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)にもデアデビル役で登場。2025年3月にで配信開始予定の新ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」にて、MCUに本格参戦を果たすことになっている。
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