【ワンピース】フクロウの図書館で本が大きくなる理由を考察|悪魔の実の能力、引力説など【ネタバレ注意】
本記事は『ONE PIECE』に登場するフクロウの図書館の考察、解説です。
本記事はジャンプ本誌最新話のネタバレを含みます。
フクロウの図書館とは?
フクロウの図書館とは、20年前に開校された「セイウチの学校」に付属するエルバフの施設。西の村から南西へと行った先にある樹の一部が化石化・風化してできた”戦士の泉”という砂浜の畔にあります。
サウロ、ハイルディン、ゲルズ、ゴールドバーグ達により運び込まれたオハラの文献が一冊残らず収納されています。施設内の本は特殊な作用により巨大化し、ロビンが訪れた際にも持っていた本が何倍にも膨れ上がりました。
名前は、天井に居る巨大なフクロウが番人のように施設内を見下ろしている事が由来していると思われます。
オハラの図書館が世界一の図書館と言われていたことから、現存する中では世界一の図書館と言えます。
本が大きくなる理由
フクロウの図書館の本が大きくなる理由は以下の2つの説が考えられます。
考察
結論
悪魔の実の能力説
サウロ、アンジェ、フクロウいずれかの悪魔の実の能力による影響
引力説
施設内には特殊な引力が作用している
各リンク先より詳細を確認できます。
悪魔の実の能力説
フクロウの図書館の本が大きくなる理由は、以下の悪魔の実の能力が作用していると考察しています。
メガメガ
巨人族に因んで(mega = 巨大化)
ムクムク
ロビンの持っていた本が巨大化する際の擬音
マシマシ
元々あるもの増す = 大きくなる
フクロウの図書館の関係者
フクロウの図書館の主な関係者は以下の3名です。
ハグワール・D・サウロ
付属する「セイウチの学校」を開校
アンジェ
司書
フクロウ
施設内の天井に居る(番人?)
サウロは22年前の時点では能力者の線は低いですが、「セイウチの学校」が開校されたのは20年前です。よって20~22年前の間に能力者になった可能性が残されています。
悪魔の実の能力が島に影響を与えた前例
赤犬と青雉は決闘により、パンクハザードの気候を変えた前例があります。
スモーカー
『2年前…ここはまだ火も氷もないただの腐った島だった』
『驚いた事にその時すでにほとんどの有毒物質が失くなってたそうだ…だから当時…”赤犬”と”青雉”はこの「パンクハザード」を決闘の場に選んだんだ』
『天候を変えちまうほどの”大ゲンカ”の部隊に…!!!』
出典: 『ONE PIECE』67巻658話〝ビスケットルーム〟
2人ほどの戦闘力は無かったとしても、一施設に影響を及ぼす程度であれば十分可能と言えるでしょう。
引力説
端的に言うと、引力は体積に影響を与えます。
引力とは
引力は質量が大きい程強くなる。引力が強いと、体積は小さくなる。質量が地球の64分の1の月では引力が6分の1になる。
仮にウォーランド王国の引力が他の島より極端に弱い場合は、エルバフ内の動植物が巨大な理由にも説明が付きます。
エルバフの環境
偉大なる航路の島はいずれかの四季を持ちますが、ウォーランド王国は第三層「冥界」が冬島のような気候である一方、中層「陽界」は穏やかと島内に複数の気候を持ちます。
さらに探検家ルイ・アーノートが「この地に長居してはいけない」と警告していたり、シャンクスが10年前に訪れた際にはルフィ達との時間軸が異なると示唆しているなど、他の島には見られない作用が働いていると考えられます。
ナミもウォーランド王国の異常性について言及していました。
ナミ
『わかる?ここがどれ程得体の知れない場所か!!これだけ広くても全く風が吹いてこないのよ!?』
出典: 『ONE PIECE』1128話〝RPG〟
エルバフとの類似点が見られる島
エルバフと類似する島は以下の通りです。
名前
類似点
リトルガーデン
動植物が巨大(恐竜が生息)
密林
空島
巨大な植生(樹齢1000年以上)
密林
各リンク先より詳細に解説しています。
リトルガーデン
リトルガーデンは巨人族ドリー、ブロギーが初登場した島です。古代の生物である恐竜が生息しており、他の島とは異なる時間軸で進行していると分かります。
エルバフも「長居してはいけない」との警告や、シャンクスがルフィ達と異なる時間軸にある島に滞在していたりと、不確定ながら共通点が見られます。
空島
空島にある神の島(アッパーヤード)はエルバフ以上の巨大な植生と密林が特徴的です。その正体は約400年前に突き上げる海流(ノックアップストリーム)により島ごと打ち上げられたジャヤ。
当時はそれほど大きな樹木ではありませんでしたが、約400年の時を経て巨大な樹木へと成長しました。
月の民と空島、ジャヤの住民
ジャヤと空島の住民は背中に小さな羽を生やしており、月の民の特徴と一致します。
『ONE PIECE』界における月と我々の世界の月をほぼ同じ惑星と定義するならば、地球より引力の弱い月が動植物の体積を増加させている可能性があるなどエルバフとの関連性が見られます。
樹齢
サンジとロビンは神の島の経過年数は1000年以上であると推測していました。
サンジ『おい見ろ…!!なんだ!!?あのバカでけェ森は…(中略)1000年くらいなきゃこんな大樹は育たねェだろ…』
ロビン『この祭壇作られてから軽く1000年を経過してるわ』
出典: 『ONE PIECE』26巻245話〝神の島の冒険〟
巨人族は人間族の3倍の寿命を持っていることから、巨人族も長い年月を経て巨大な体格を持つようになったと言えるでしょう。
基本情報
名前
フクロウの図書館
付属
セイウチの学校
司書
アンジェ(サウロの助手)
地理
エルバフの西の村より南西
特徴
本が巨大化する
オハラの文献が全て収納されている
巨大な梟が天井に居る
初登場
1133話〝褒めてほしい〟
まとめ
エルバフは気候や時間など未だ語られていない不思議な現象が続いています。特にシャンクスが関わってくる可能性は見過ごせません。
フクロウの図書館を始め、単なる島の特性か、それとも物語に影響してくるか要注目です。
本記事の内容は攻略大百科編集部が独自に調査し作成したものです。
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