東北楽天ゴールデンイーグルス2025年コーチングスタッフ 第2次三木肇政権の陣容
渡辺浩司氏、川名慎一氏、森岡良介氏が新任
2024年シーズンは今江敏晃新監督を迎えた楽天だが、結果は3年連続4位に終わった。今江監督は1年で退任し、2020年に指揮を執った三木肇監督が復帰。2013年以来遠ざかっている優勝に向けて戦う2025年度のコーチングスタッフを紹介する。
一軍は以下の通りとなっている。
現役時代はヤクルト、日本ハムで359試合に出場した三木肇監督は2020年は4位に終わり、1年で退任。その後は二軍監督を務め、5年ぶりに一軍で指揮を執る。
打撃コーチは、退任してオリックスのコーチに就任した川島慶三氏に代わり、渡辺浩司コーチが就任。現役時代は日本ハムで270試合に出場し、引退後も日本ハムでコーチやスカウトなどを務めていた。後藤武敏コーチは留任している。
石井貴、久保裕也の両投手コーチと田中雅彦バッテリーコーチは二軍から配置転換。塩川達也内野守備走塁コーチは留任している。
外野守備走塁コーチの川名慎一氏は現役時代、日本ハムと阪神で334試合に出場し、引退後は日本ハムのコーチやスカウトなどを務めていた。
打撃兼野手コーチ補佐に就任した森岡良介氏は明徳義塾高から2002年ドラフト1位で中日に入団し、2009年からヤクルトに移籍して通算557試合出場。引退後はヤクルトでコーチを務めていた。
二軍は下園辰哉氏、有銘兼久氏、下妻貴寛氏が新任
二軍監督は渡辺直人一軍ヘッドコーチが配置転換された。二軍コーチングスタッフは以下の通り。
打撃コーチに就任した下園辰哉氏はDeNAで通算656試合に出場し、引退後はDeNAでコーチを務めていた。雄平コーチは留任している。
投手コーチに就任した有銘兼久氏は現役時代、近鉄、楽天で主に中継ぎとして活躍し、通算303試合で9勝34敗6セーブ57ホールド。引退後は楽天の球団職員を務め、BCリーグ信濃にコーチとして派遣された年もあった。青山浩二、永井怜の両コーチは一軍から配置転換されている。
バッテリーコーチに就任した下妻貴寛氏は現役時代、楽天で72試合に出場。引退後はブルペン捕手を務めていた。
奥村展征内野守備走塁コーチ、牧田明久外野守備走塁コーチ、真喜志康永育成総合コーチ、鷹野史寿育成コーチは留任している。
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記事:SPAIA編集部