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【国内4路線目】トキエアが「新潟=神戸」線を新規就航、大阪万博追い風に「エリアの観光需要を喚起したい」と長谷川社長

にいがた経済新聞

就航記念のテープカット(左から鈴木康之新潟県副知事、長谷川政樹社長、野島晶子新潟市副市長、福田勝之新潟商工会議所会頭)

新潟発の地域間航空会社・トキエア株式会社は2025年3月30日、新たに「新潟=神戸」線の運航をスタートした。

トキエアの「新潟=神戸」線は、同社にとって4番目の新規就航路線となる。週4日運航(月、金、土、日)で1日1往復2便。

トキエアでは2024年4月に新規就航した新潟=仙台線の利用が不振を極め、2月に同路線の運休を発表。夏ダイヤに変更となる2025年3月30日から運休となっており、皮肉にも「入れ替わりで」の新潟=神戸線新規就航となった。

3月30日には新潟空港で新規就航セレモニーが開かれ、関係者らが顔を揃えた。

新潟観光親善大使の鈴木里歩さんから花束の贈呈

長谷川政樹社長は冒頭の挨拶で「新規就航する新潟=神戸線は、当初の事業計画に上がっていた路線。新潟空港の利用者にとっては、関西方面の空港と言えば伊丹や関西国際空港を想起するかもしれないが、神戸空港も4月に第2ターミナルビルがオープンし、国際チャーター便の運航も可能になるなど、拠点性が高まる」と話した。

また観光需要喚起を路線活性化のキーポイントに挙げ「大阪万博のタイミングで就航できたのは大変ありがたい。空港からの二次交通も整備される予定。そのほか、ユニバーサルスタジオジャパンにも至近で、空港からは直行バスも運行されている。四国を含む瀬戸内エリアへもアクセスが良い。神戸空港を経由した、インバウンド利用者も見込めるのではないか」(同)と期待を寄せた。

「観光需要を掘り起こすべく情報発信していきたい」と長谷川社長(左は鈴木康之新潟県副知事)

新潟=神戸線は2022年に、株式会社フジドリームエアラインズが就航したが、利用者数が振るわず、2023年に運休・撤退となった。当時はコロナ禍も影響したが、今回はコロナ明けで万博開催という追い風もあり、以前よりは条件が良いと言える。

トキエアでは今後、新潟=東京(成田)線、新潟=佐渡線の計画を発表しているが、現段階の具体的な見通しまでは、この日も言及されなかった。

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