くふうハヤテに巨人の選手派遣 ジャイアンツアカデミーから巨人入りした初の選手
■巨人の育成・木下幹也投手 今季終了までくふうハヤテでプレー
プロ野球のファーム・リーグ参加球団規定に基づき、静岡市に本拠地を置く「くふうハヤテベンチャーズ静岡」に、読売巨人軍から木下幹也投手が派遣される。期間は7月22日から今シーズン終了までとなる。巨人からも同じ内容が発表された。
木下投手は2020年のプロ野球ドラフト会議で育成4位の指名を受けた。プロ4年目となる今シーズンはイースタン・リーグで2試合に登板して0勝1敗、防御率4.50。計4回を投げて、被安打7、与四死球4、奪三振5となっている。
木下投手は身長185センチ、体重92キロの恵まれた体格から投じる140キロ台後半の直球に多彩な変化球を組み合わせる。横浜高校では2年生の時にセンバツに出場している。ジャイアンツアカデミー出身者として初めて巨人入りしたことで話題となった。
くふうハヤテは7月16日現在、20勝47敗6分けでウエスタン・リーグ最下位。チーム防御率4.41と、投手陣が特に苦戦している。木下投手も今シーズン、巨人では存在感を示すことができなかっただけに、新天地できっかけをつかみたい。
(SHIZUOKA Life編集部)