新春インタビュー 茅ヶ崎、寒川両首長に聞く 2025年の展望を語る
タウンニュース茅ヶ崎・寒川編集室では、2025年の年頭に当たり、佐藤光茅ヶ崎市長と木村俊雄寒川町長へインタビューを行った。(聞き手は本紙編集長・船山福憲、同副編集長・川口有紀子)
茅ヶ崎市
佐藤市長は、能登半島地震で大きな被害を受けた地域に派遣され、支援に当たった多くの市職員に謝意を示しつつ、市内ではイベントがコロナ前以上の盛り上がりを見せたことや、今年7月開業予定の道の駅「湘南ちがさき」を新拠点とした地域振興の仕組みづくりに取り組む考えを示した。また、2023年度から進めている「茅ヶ崎市実施計画2025」については市民ニーズなどを的確にとらえた上で、将来の都市像の実現に向けた計画的な取り組みを進めていく構えを見せた。
併せて、昨年10月から市内の一部中学校で始まった給食の状況について説明した。
寒川町
木村町長は、昨年を振り返り、能登半島地震を契機とした災害対策の必要性を改めて認識。防災意識向上の重要性を強調した。
新たな取り組みとして、2月3日から町内の加盟店で使用できる「寒川町デジタル地域通貨『さむかわPay』」の使用方法などについて言及した。そのほか、公共施設再編計画の進捗や茅ヶ崎市消防署宮山出張所の新設工事、町立小中学校を8校から6校体制に再編し、小中一貫教育の導入を目指す方針を固めた。