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「北海道の母、ワンチーム!」フォロワー3万人超のインスタグラマーが子連れおでかけスポットを発信する理由とは?

Sitakke

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目を奪われる美しい絶景、面白そうな遊び場に、「無料」「まとめ」など興味をそそられるワードが並ぶ投稿の数々!

こちらは、札幌を中心に道内各地の子連れで楽しめるスポットと、そのリアルな感想が紹介されているInstagramアカウント『くしお/札幌ママ/母のための子連れおでかけ 』。運営しているのは、ご自身も4歳男児の育児中の「くしお」さんです。
2021年にアカウントを開設し、今やフォロワーは3万人超。子連れイベント情報の発信、育児の悩みに応えるストーリーズ企画の実施、交流イベントの開催など、アクティブに活動されているくしおさんに、そのモチベーションを教えてもらいました!

くしおさんプロフィール

大阪出身。結婚を機に北海道に移住し、4歳の息子さんを持つ主婦です。以前は大阪で旅行会社に勤務していましたが、現在は在宅フリーランスとして活動中。SNS運用代行やライター業務など、さまざまな仕事を請け負っています。 @kushio181011

お出かけの「母の負担」を解消したい

−よろしくお願いします! くしおさんのインスタは、実際にくしおさん親子が出かけて、リアルな画像と感想をアップされているのが魅力的ですよね! どのくらいの頻度で出かけていますか?

ありがとうございます! 毎週末は必ず出かけますね。アカウントのためというのもありますけど、それ以上に私自身あちこちにお出かけするのが大好きなんですよ! 旅行も月に1回は絶対に行きたい、それを目標にしています。

−場所はどうやって選んでますか?

私が行ってみたいスポットというのが一番ベースにあります! もちろん子どもが楽しめそうかどうかを考えますが、大人にも(特に母にも)楽しんでもらいたいと思ってリサーチしています。

「キウイで育った」と言っても過言ではないというほどキウイ好きな息子さんとの2ショット

−アカウントを開設したのは2021年の秋ですよね。きっかけは何だったんですか?

コロナ禍で世の中が自粛ムードだった時期で、出かけたいと思ってもどこが良いのか、当時1歳半の息子でも楽しめそうなのか、情報をまとめているメディアがほとんどなくて困ってました。行ってみたらあかんかった、みたいな失敗も何度かして(笑)
SNSでの情報発信もまだまだ少なくて、「それなら、自分でやってみよう!」と思い立ったんです。旅行会社に勤めていた経験もありますし、情報を集めたりまとめたりするのが好きで。それを生かして、みんなの役に立てるものをつくろうと一念発起しました。

世の母たちはお出かけの計画を立てる時、「調べるの、大変だな、めんどくさいなぁ、時間ないなぁ」と感じること、あると思うんですよね。調べるのは私がやるから、母たちには1秒でも長く子どもと遊んであげてほしいし、一番は、休憩して!心の余裕を持ってほしいんです。このアカウントを見たらすぐ行けるように、失敗しないように、母たちの代理として出かけて「こうやったでー」と報告しているという感覚で、今まで続けてきました。

内容だけでなく「アカウント開設前に1ヶ月間研究した」というデザインもクオリティがすごい!

−「2歳でも楽しめた!」とか、確かにありがたいです! フォロワーさんからはどういった情報が喜ばれますか?

子連れでも利用しやすい飲食店、キッズスペースがあるお店の情報は貴重で、多くのフォロワーさんから需要がありますね。そういったお店には絶対生き残ってほしいし、その価値が広く知られることで、他のお店も子連れに優しいサポート体制を整えるきっかけになればと思い、積極的に情報を発信しています。

あと、毎回反響が大きいのが冬の時期に室内で遊べるスポット。冬って遊び場所のネタが尽きちゃうので。「雪山があってソリで遊べる公園を教えてほしい」というリクエストもありましたね。メディアで取り上げられるようなものじゃないけど、リアルに欲している情報ってこういうのなんだなと実感しました。無料で遊べるというのも喜ばれます。
夏の水遊びエリアもすごく反響ありますね!フォロワーさんたちからもコメントやDMで情報を提供いただけるので、全員から教えてもらったものをまとめて投稿しています。

「特に反響が大きかった」過去投稿

−大阪出身のくしおさんですが、北海道での子育てや暮らしはどうですか?

自然がめっちゃ多いというのが最高です! 思いっきり遊べて、体験できることの種類も数も多い。しかも札幌って都会じゃないですか。インフラも整っているので、不自由なく子どもにのびのび育ってもらえそうと感じています。
特に子どもが小さい頃、感受性豊かなタイミングで、北海道で子育てできてすごく良かったなと思っています。地元・関西の友だちにも「めっちゃええで」と勧めています(笑)

みんなで助け合って育児を気ラクに

−ストーリーズ機能で「これ困った!を3万人の母がアドバイス」という企画もされていますよね?

フォロワーさんたちから「敏感肌で困っている」「兄弟喧嘩が絶えない」など、さまざまな育児の悩みがDMで届くので、それを匿名でストーリーズに投稿し、フォロワーさんに回答を募っています。経験談や解決策、共感のコメントなど、どんな形のアドバイスも大歓迎。その回答を集めて、回答きたでー! と結果を共有しています。

ライトなものから真剣なものまで多様な悩みが寄せられます

北海道というほぼ同じ条件下の母同士「助け合って、みんなで育児乗り切ろう!」「母してるだけで2000点(笑)」という気持ちでやってます。質問したご本人だけじゃなく、同じく困っていた人も「私だけじゃなかったんだ」と少しでも気が楽になればいいなぁと。
育児って正解がなくて(もはやすべて正解で)選択肢が多すぎる。試行錯誤するけど、結局なにが正解やったかがわからない。だからその人自身の中だけに残って、シェアされない経験がたくさんあるはずなんですよね。

それってすごくもったいないなと思ってて、そうしたリアルな母たちの経験談は宝物、それが2万も3万も集結すれば、母たちを守る最強の育児書になるんじゃないかと期待しています。くしおはメガホン役って、自分では思ってるんですよ。代理メガホン。”本日の母たち教えて”というコーナーにして、今は毎日更新しています。

子連れイベント情報も発信しています

北海道の母ワンチームで、やってこっ!

−交流イベントを開催したこともあるそうですね。

母たちの友だちつくろう会」ですね。2時間でこの人だったら友達になれそう!という人を見つけてもらう会を開催しました。コロナ禍、お出かけができないムードで「こんなん母たち辛すぎるわ!」と思って、部屋を一室借り、子どもたちはまとめて遊ばせておいて、喋るという。12、13回開催して、計300組くらい参加いただきました。

−改めて、アクティブに行動される原動力ってなんですか?

母たちですね。完全に母たちが喜んでくれるからです。私は育児に苦戦しているので、同じように育児あんまり得意じゃないなという母たちが喜んでくれるのがうれしいし、いろんな母たちと交流することで、私自身が成長させてもらっています。

−最後にフォロワーさんたちに一言お願いします!母たち、本当にいつもありがとうございます! アカウントがここまで成長できたのは母たちの支えのおかげです。こんなポンコツくしおを北海道の母の仲間に入れてくれてありがとう。いろんな形で、方法で、母たちに還元していきます!
北海道の母ワンチーム!

***
軽快な語り口のトークの中に、北海道の母たちに喜んでもらいたいというエネルギーと愛が満ち溢れているくしおさんでした!
「札幌近郊や北海道にこんなスポットがあったんだ」と発見したり、フォロワーさんの悩みに共感したり、たくさんの学びがきっとあるはずなので、この機会にぜひアカウントをフォローしてみてください!

くしお/札幌ママ/母のための子連れおでかけ @kushio181011

***
文: にの瀬
編集:YASU子(Sitakke編集部)
取材日:2024年2月

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