平塚JC 大磯の外国人誘客を模索 名所巡り意見交換
外国人観光客のインバウンドによる地域活性化を目指す平塚青年会議所(安藤慶理事長/平塚JC)は4月17日、活動エリアである大磯町で地域資源の発見を目的とした事業を実施した。
当日は、大磯町の名所として知られる旧吉田茂邸、大磯城山公園、明治記念大磯邸園を巡るツアーを実施。同議所の会員約20人と地元住民が参加した。
当日は各施設の歴史や関連する著名人、美しい景色に触れたほか、東武トップツアーズ(株)からクロスバイクを借り、大磯海岸自転車道を走った。
ツアー後のディスカッションでは、「外国人向けの食べ歩きができる店や体験型アクティビティが増えると良い」「地域資源を生かしたキャンプやグランピングが求められるのでは」などの意見が出た。
事業に協力した大磯町産業観光課の田邊正彦さんは「今回、名所を巡ったが、知られていない場所も観光客に認知してもらえたら宿泊につながると感じた」と話し、安藤理事長は「魅力の発信にも力を入れたい」と思いを語った。