全国自治体サッカー8連覇中!藤枝市役所サッカー部の監督と主将が語ったチームの未来「蹴球都市の誇りを胸に、愛されるチームに」
SBSラジオの静岡サッカー熱血応援番組「ヒデとキトーのFooTALK!」に、東海リーグ1部、藤枝市役所サッカー部の鈴木大揮監督とキャプテンの渡辺航平選手をお招きしました。聞き手はパーソナリティのペナルティ・ヒデさんと鬼頭里枝さん(2025年4月22日放送)
(ヒデ)私は北村市長とズブズブの仲でマブダチですから、君たちは全然下っ端のペーペーってことでいいね。
(2人)ペーペー中のペーペーです(笑)
(ヒデ)ほんと、すいません、すいません。そんなこと思っていませんから。ちょっと一発かましておきたかっただけですから(笑)
(鬼頭)お二人とも自己紹介をお願いします。
(鈴木)新設のオーガニックのまち推進室に所属しています監督の鈴木です。今年40歳になります。
(渡辺)子ども課に所属しているキャプテンの渡辺です。未来の藤枝市を背負って立つ子どもたちのために仕事をしています!
全国自治体サッカーで8大会連続優勝中!
(鬼頭)藤枝市役所のサッカー部はとにかく強いです。歴史もあります。紹介しましょう。1959年に発足、創部66年。監督やコーチを含めて全員が藤枝市の職員、または志太広域事務組合の消防本部の方で構成しています。全国自治体職員サッカー選手権大会で昨年8大会連続35回目の優勝を飾りました。全国の自治体チームでは圧倒的強さを誇っています!
(ヒデ)すっごいね。そんなに強いんだ。藤枝ってやっぱりサッカー発祥の地でもあるし、サッカーをやってきた方が市役所内でも多いと思うんですけど。
(鈴木)そうですね。サッカー熱はやっぱり他の自治体に比べて、間違いなく高いものがあると思います。
(ヒデ)二人はこれまでどんなキャリアを?
(鈴木)藤枝東高校出身で岩手大学に。藤枝市役所では8〜9年ぐらいプレーしていました。
(渡辺)自分も藤枝東高出身で、2020年に国士舘大学から入りました。
(鬼頭)渡辺さんは藤枝東時代、全国高校サッカー選手権に主将として出場しています。県大会ではMVPとベストイレブンに。他チームにどんな選手がいた時代ですか?
(渡辺)静岡学園高に(日本代表の)旗手怜央選手や、元ジュビロ磐田の鹿沼直生選手(徳島ヴォルティス)がいました。
サッカーと仕事、家庭の両立できる?
(鬼頭)今日は仕事を終えてスタジオに来ていただきました。昼間はどんな仕事を?
(鈴木)私の部署は地域ぐるみで有機農業の取り組みを進めていまして、農業者さんと話し合いをしてきました。
(渡辺)自分は支援センターの取りまとめをしています。
(鬼頭)練習がある日はどんなスケジュールなんですか?
(鈴木)17時15分まで仕事をして19時から1時間半ぐらい練習しています。
(鬼頭)週末も試合で忙しいでしょう。監督はどうやって家庭と両立させているんですか?
(鈴木)小学生の子どもが3人いるので、かなり厳しい戦いをしてます(笑)
(ヒデ)でも絶対に負けられない戦いがあるんですね(笑)
(鬼頭)周りの協力も必要ですよね。
(鈴木)本当に職場と家族の協力があって、部活をやらせてもらっています。
(ヒデ)渡辺さんは独身ですか?
(渡辺)昨年結婚しました。今聞いてくれていると思います。
(ヒデ)日頃の感謝をここで伝えてください(笑)
(渡辺)いいんですか(笑)「いつも美味しいご飯作ってくれてありがとう」
東海リーグ、開幕戦勝利!
(鬼頭)今年の東海サッカーリーグ1部が開幕したばかり。藤枝市役所は開幕戦、アウェーで愛知県のチーム「wyvern」と対戦し、1対0で勝ちました。
(鈴木)今年は前線から積極的に守備をしていこうという目標を立ててやってきて、キャプテンも含めて選手が頑張ってくれて結果が出たかなと思います。2年間勝ったことがなかった相手だったので、勝てて良かったです。
(渡辺)自分が得意とするポジションはボランチなんですけど、チーム事情もあって、今年はセンターバックで戦うことになりまして、初めての公式戦だったんですけど、何とか勝てて本当に良かったです。
(鬼頭)相手チームは上のカテゴリーを目指すチームですもんね。
(鈴木)東海リーグは自分たちのチームと大学生のチーム以外はみんな上を目指しています。
(ヒデ)監督から見たこのチームの強みって何だと思いますか?
(鈴木)本当に仲良く一致団結できるところだと思います。苦しい練習も明るく前向きにやってくれて、結果に出たんじゃないかなと思います。
(ヒデ)渡辺さん、チームをまとめる大変さや喜びは?
(渡辺)上の先輩方が自分を含めて若い子たちをすごく気にしてくださるので、自分としてはやりやすいです。
蹴球都市の誇り胸に「愛されるチーム」に
(鬼頭)部員は何人ですか?
(鈴木)26人です。
(鬼頭)藤枝東高出身の方が多いんですか?
(鈴木)26人のうち15人が藤枝東出身です。
(鬼頭)市民の誇りでもありますね。チームとしての目標はどんなところに?
(鈴木)「愛されるチーム」というのを合言葉にしていて、「蹴球都市」の歴史や誇りを胸に日々の活動をしています。夏の自治体サッカーはその中でも絶対に落とせない大会なので優勝を目指して頑張っています。
(鬼頭)リスナーから。「仮に藤枝市役所サッカー部がJリーグまで昇格しちゃった場合はどうなるんですか」
(鈴木)それはヒデさんから市長に聞いていただいて…(笑)
(ヒデ)分かりました。ちょっと連絡しようかな、北村さん(市長)に(笑)。最後に意気込みを!
(鈴木)蹴球都市の誇りを胸に今シーズンも全力で戦っていきます!
(渡辺)藤枝MYFCだけじゃなく、藤枝市役所サッカー部も藤枝を背負って戦っているので、ぜひ注目していただいてグラウンドに足を運んでいただきたいと思います!