【あいまいな理由でOK】相手を傷つけずにお誘いをうまく断る魔法とは?【白魔法の心理学】
相手を傷つけずにお誘いをうまく断る魔法
断られるのは自分のせいではないと相手が思えるような理由をつける
人からのお誘いを受けた際、受けるのは簡単ですが断るのは意外と難しいものです。実際、意識をしたことのない異性から突然デートに誘われたときなど、どう断ったらいいものか苦労することもあるでしょう。できれば波風立てずに上手に断りたいところです。
例を挙げると、「週末、〇〇へ行きませんか?」と誘われたものの相手にはまったく興味がないとしましょう。ここで「今週はちょっと用事あるので…」と答えてしまうと、「では来週は?」「いつだったら空いていますか?」などとしつこく誘われるケースも考えられます。ここでウソの理由をつけて断ると、後にバレてしまったときに気まずい展開となりかねないので避けたいものです。かといって「あなたには興味がないです」とぴしゃりと断るのも相手の自尊心を傷つけてしまう分、ストーカー化する可能性もあるので注意が必要です。
上手な断り方としては、「今、心の余裕がないのでゴメンナサイ」「詳しくは話せないけどいろいろあってしばらく無理そうです」などが無難です。たとえあいまいな理由でも、相手がそれ以上詮索するのをためらってしまうような返事でいいのです。すると相手は、何か大事な事情があるから断っているだけで「自分のせいではないからあきらめよう」と心のなかで合理化(正当化)し、その状況を受け入れやすくなるのです。
相手と気まずくならない? 上手な断り方
「よかったら今月、新しくできたイルミネーションがキレイなショッピングモールに行かない?」
(この人と行ってもあんまり楽しくなさそうだな…)
「今月は予定が入っていて…」
「じゃあ来月は? いつなら大丈夫そう?」
(しつこいな…察してよ…)
「ちょっといろいろあって心の余裕がなくてしばらくは無理です…」
「そうなんだ…」
(なんだか大変なんだな)
相手がそれ以上誘えなくなるような返事を。
【出典】『白魔法の心理学』監修:渋谷 昌三