コメダの「クルミッ子」コラボメニューがマジで美味い! テクい苦みのキャラメルと、ゴリゴリのクルミ
2025年12月11日から、東京・神奈川・千葉・埼玉のコメダ限定で、「クルミッ子」とのコラボメニューが登場した。
コメダとクルミッ子のコラボは初……! 一都三県限定での提供という仕様も珍しい。さっそく食べてみたぞ!
・地域性
「クルミッ子」は、鎌倉発祥の菓子店「鎌倉紅谷」の人気商品。関東では、神奈川県内および都内の複数の場所で買えるが、その他のエリアでは阪急うめだ本店にしか実店舗がない。
一都三県限定での販売について、コメダのリリースに “地域に根差したブランドであるクルミッ子の魅力を最大限に活かし” とあるが、「クルミッ子」の地域に根差した側面に沿ったものなのだろう。
コラボメニューは全2種。「シロノワール クルミッ子(1050円~1110円)」と「キャラメルオーレ クルミッ子(630円~870円)」だ。
シロノワールにはミニサイズもあり、そちらは850円~910円。販売期間は2026年1月上旬までを予定しているそう。
・甘苦キャラメル
まずは「キャラメルオーレ クルミッ子」から。こうして見ると、なんだか過去にも似たものが出ていそうなビジュアル。
さて、今回のコラボメニューはトッピングのクルミが特徴的だ。そのクルミだが、個包装で別に提供される。
今回はシロノワールも一緒に頼んだので、そちらの分も合わせて3袋出てきた。
宮崎で加工されたアメリカ産ローストクルミ。パッケージのイラストがシロノワールなので、このコラボのために用意した品なのだと思われる。
これを自分でトッピングすることで完成する。
このキャラメルオーレは、ガチでお勧めだ! 濃厚でまったりしたキャラメルの、甘みと苦みのバランスがテクい!!
けっこう苦みがはっきりしているタイプな点に拘りを感じる。投入されたクルミがゴリゴリに存在を主張してくるため、風味のグラデーションが多彩なのも楽しい。今コメダで飲めるドリンクで一番うまいまである。
・ソフトクリームの調整
続いてはシロノワール。ぱっと見は、過去にどっかで出てそうなキャラメルシロノワールって感じ。
デニッシュの間にキャラメルソースが仕込まれている仕様。
こちらも自分でクルミをトッピングして完成するわけだが、雑に上からふりかけると、クルミがデニッシュ表面で跳ねてこぼれる危険性がある。
ゆっくり丁寧にふりかけるべきだろう。私はソフトクリームをいい感じに崩してクルミを受け止めさせた。
こちらの味わいも、おおむねキャラメルオーレと似たような感じ。キャラメルソースとクルミのタッグは、安定感がぶっちぎっている。
しかしシロノワールの場合、ソフトクリームの量次第で風味のバランスが乱される恐れがある。ソフトクリームが多すぎると、せっかくのキャラメルソースのテクい苦みが減衰してしまうのだ。
個人的にはソフトクリームを少し別に避け、クルミたっぷりソフトクリーム控え目の調整にすることが、このシロノワールを最も美味しく味わうスタイルではないかと感じた。
ということで、一都三県限定の「クルミッ子」とのコラボメニュー。これは2種ともお勧めだ! でも2種同時にいくのは、ちょっと重すぎるかもしれない。異なる日に1品ずつがベター。
参考リンク:コメダ珈琲店
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.