今永昇太選手デザインのマンホールが北筑高校でお披露目 後輩たちが集結?【北九州市八幡西区】
メジャーリーグ・シカゴカブスに所属する今永昇太選手の「デザインマンホール蓋お披露目会」が6月19日、今永選手の出身校である福岡県立北筑高等学校(北九州市八幡西区)の体育館で行われました。
【画像で見る】お披露目された今永昇太選手デザインのマンホール
今永選手の功績をたたえる
デザインマンホールは、メジャーリーグで活躍する日本人選手をたたえるため、メジャーリーグベースボール(MLB)が企画。今永選手を含む12人の日本人選手のデザインマンホールが、それぞれの選手ゆかりの地に順次設置されています。
先日はロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手のデザインマンホールが、大谷選手の地元である岩手県奥州市のJR水沢江刺駅前に設置され、大きな話題となりました。
北筑高校野球部員や永犬丸ソフトボールクラブの子どもたちが集結
お披露目会の会場となった福岡県立北筑高等学校には北筑高校野球部員・永犬丸ソフトボールクラブと保護者、北九州市及び北筑高校関係者のほか、多くの報道陣が集まりました。
主催者の挨拶後、武内市長によるメッセージ動画が放映され、「今永選手は幼少期から野球に情熱を注ぎ、現在所属しているシカゴ・カブスにおいても素晴らしいパフォーマンスを見せ、北九州市だけでなく世界中の野球ファンを魅了しています」と、今永選手の功績をたたえました。
また、今回の取り組みについて、「未来を担う子どもたちに夢や希望を与える大変意義のある取り組みです。この場所がメジャーリーガー今永選手を育んだ場所として、多くの皆様をお迎えし、夢を膨らませていただけることを心より願っております」と、北九州市の未来への希望についても語りました。
「この特別なマンホールをして、唯一無二の体験を」
続いて、MLBからの祝辞が紹介され、「全国のファンの皆様が今永翔太選手を支えるこの特別なマンホールをして、唯一無二の体験を楽しんでいただけることを願っております」とメッセージが贈られました。
次に、デザインマンホール蓋のメイキング動画を放映。
マンホールデザインを手掛けたのは、現在ロサンゼルスを拠点にイラスト・デザイン、主にエンタメ業界の通訳・翻訳、日米文化コンサル等など幅広く活動している粉川理沙(こがわ・りさ)さんです。
自身の投球理論や思考を言語化することに長けており、その独特な哲学的な視点から「投げる哲学者」と呼ばれている今永選手。
粉川さんは、その「投げる哲学者」という一見スポーツと相反するようなコンセプトを、どうビジュアルに落とし込むか、そのギャップを楽しみながら、試行錯誤を重ねたそうです。
今永選手の後輩たちによる除幕
除幕は、北筑高校野球部員と、永犬丸ソフトボールクラブの子どもたちが壇上で行いました。
出てきたマンホールは、直径63センチで、重さが42キロ。
「投げる哲学者」にちなんだソクラテスのポーズと、野球のボールを軸とした惑星達がデザインのポイントで、カブスのユニフォームでよく見られるブルーの色がとても目立ちます。
その後、今永選手の出身校である北筑高等学校の谷口和也学校長より挨拶があり、大きな太鼓の音とともに威勢のいい野球部による校歌とエールを披露。
記念撮影を行った後は、設置場所である「瀬板の森公園」へ移動し設置式が行われました。設置式の様子は、後日『北九州ノコト』で記事化する予定です。
デザインマンホール蓋の詳細は、上下水道局のホームページで確認できます。
※2025年6月20日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)