柴犬あるある、お出かけが大好きで自分で車に乗り込むとこ
今週の「柴犬のここが好き」
お出かけが大好きで自分で車に乗り込むとこ。
乗り込むとき、足が限界まで伸びてプルプルしちゃう。
最後に残った足がプルプルして、すごく力が入っているのがわかりますよね。
その足が"スポッ"と吸い込まれるように車の中に収納される瞬間が好きです。
たまに失敗してしまって、最後に残った足がなかなかしまえずにぴょんぴょんしてしまうところもかわいい。
先に引っ掛けていた左足をガコッと踏み外してしまうところもかわいい。
諦めずに何度も頑張って、最後は腕(前足)の力でふぬぬぬ〜っと体力勝負みたいになるのもかわいい。
「自分でできることは自分でしたいんだ。」
そういう姿勢が好きなのです。
手を貸した方が早いし楽なことが多いのですが、本犬が頑張りたいならやらせてあげたいなと思うのです。
「手伝って」と目配せしてくれたらいつでも手伝うから安心してね。
やっとこさ車に乗り込んで、「今日はどこ行くの♪」と期待感いっぱいのキラキラのお目目で見つめられた日にはもう・・・
行きたいところ、どこへだって連れて行ってあげるよと言いたくなるのです。
どこに行きたいか、お話できたらなあ。
なんとなく誘導尋問みたいな形で結局はご主人が決めた目的地に行くのですが、どこへ行っても嬉しそうにしてくれると幸せを感じますよね。
今週のおまけ
「こよちゃん。そこは運転席ですよ。」
こよみさんが運転してくれたらいいのになあ。
運転が得意ではない私はそんな妄想もしてしまいます。
こよみさんが運転してくれる車の助手席に乗って、こよみさんが行きたいお散歩コースへGO!
そんなことは決して実現しないのですが。
数年前まで車が大好きだったこよみさん。
お天気のお休みの日の昼間にハーネスをつけると「車だ!」とわかるようで、玄関を開けた瞬間に車に向かって走っていました。
ところが最近はどうも車があまり嬉しくないようで、玄関を開けても車を素通りしてスーッといつものお散歩コースへ歩みを進めようとするのです。
車のドアを開けてこよみさんを呼んでみても、ふっと目を逸らしたり、「こんな高いとこ乗れへんもん」というように少し困った顔をします。
こよみさんも今年で10歳。
前まではできてたのに・・・ということがだんだんできなくなることが増えてくるでしょう。
最近は車に乗る時も抱っこが増えました。
乗る動作に不安があるだけのようで、乗ってしまえばいつも通りくつろいでくれますし、お出かけ散歩も楽しい。
こよみさんができることできないことをちゃんと把握して、うまく手を貸してあげればご機嫌で過ごしてくれそうです。
三人四脚でこれからも一緒に歩んでいこうね。
作者紹介:ここ柴
京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。