御利益求め「初不動」 福聚院で「だるま市」
池辺町の福聚院で「初不動」の1月28日にあわせ、恒例の「だるま市」が開かれた=写真。
毎月28日は不動明王の縁日とされ、新年最初の縁日は「初不動」と呼ばれる。
同院の本堂の前には群馬県高崎市産のだるまが数多く並べられ、朝8時過ぎから、だるまを買い求める客が訪れた。だるまは大きさや色もさまざまで、訪れた人は色ごとに違う利益を確認しながらだるまを選んでいた。
毎年購入しているという地元の女性は昨年夫を亡くしたため、いつも2つ購入していたが、今年は「妹の家の分だけ」と赤いだるまを1つ購入して、同院を後にした。