奈良北ジャガーズ 少年野球新人戦で初優勝 50周年に花添える
少年野球チーム「奈良北ジャガーズ学童野球部」が3月23日、黒須田グラウンドで行われた「2025年青葉区少年野球連盟第31回新人戦」の決勝戦で初優勝を果たした。昨年、創立50周年を迎えた同チームの門出に花を添えた。
3月2日から始まり、区内の19チームがトーナメント戦で優勝を争った同大会。昨年創立50周年を迎えた奈良北ジャガーズは新6年生を中心としたチームで大会に臨んだ。同チームの吉川雅男代表は「4年生の時からトップチームに入っていた期待の世代。主将の類家永成(えな)(新6年生)を中心によくまとまっている」と話す。
奈良北ジャガーズはヨコハマナインとの初戦を10―0で完封。第2試合の元石川サンダーボルト戦は3─1、鴨志田スワローズ戦も4─2の接戦で制し、23日に市ヶ尾シャークスとの決勝戦を迎えた。
初回に3点を先制するも、その裏で2点を取り返された奈良北ジャガーズ。しかし2回から土志田蓮選手(新6年生)を中心とした打線が爆発し、5得点。続く3回でも4点を追加し、12─2でコールド勝ちを収めた。
決勝はノーエラー。ピッチャー・秋山桜世選手(同)と、強肩キャッチャー・土志田選手のバッテリーもよく相手を押さえ、堅実な守備力を発揮した同チーム。類家主将は、「指導陣に教わったことを活かして新人戦を勝ち進むことができた。チームのみんなで声を掛け合い、一丸となって掴んだ勝利なのでとてもうれしい」と振り返った。
5日から市大会
今大会の結果を受けて、同チームは4月5日(土)から横浜市内で開催される「高円宮賜杯第45回全日本学童軟式野球大会横浜市学童野球大会」へ進出する。