歴代主力車両のモックアップが大集合!「西武・鉄道博覧会2025」7月に所沢で開催 川越鉄道開業130周年、武蔵野鉄道開業110周年を記念
西武鉄道は25日、川越鉄道開業130周年および武蔵野鉄道開業110周年を記念し、「西武・鉄道博覧会2025~猛暑に備えて 鉄分補給!~」を開催すると発表しました。
開催期間は2025年7月4日(金)から7月8日(火)までの5日間、場所は所沢駅東口の「くすのきホール」です。完全事前申込制の有料イベントで、普段は公開されない貴重な資料や写真約200点が展示されます。
会場となるくすのきホールは駅徒歩1分とアクセスも良く、猛暑が予想される夏に涼しい屋内で鉄道イベントを楽しめる貴重な機会となります。会場は約1,900平方メートルの広さを誇り、一日あたりの入場人数を400名から800名に限定することで、来場者がゆったりと展示品を鑑賞できる環境を提供するといいます。
主な内容は次の通りです。
展示コーナー
◆武蔵野鉄道110周年パネル展示
武蔵野鉄道時代の運行図表(ダイヤ)や歴代車両の図面、写真、イラストを展示し、当時の運行の様子を振り返ります。また、当時の駅スタンプ(計6種類)を復刻し、会場内でスタンプラリーを実施します。
◆川越鉄道130周年展示
川越鉄道の開業当時の写真資料のほか、運行中の記念ヘッドマークなども展示します。
◆鉄道車両モックアップ全12種集合
初代モックアップの新101系を含む、歴代主力車両のモックアップ全12台が大集合します。新作のモックアップも登場する模様です。
◆山口線新交通システム40周年展示
おとぎ電車時代から新交通システムへの移り変わりを当時の写真や資料で紹介するほか、今後導入する新型車両についても紹介します。7月5日(土)と6日(日)は、新型車両設計時に使用された運転室VRを体験することができます(無料・先着順)。
【参考】西武鉄道 新造車両はライオンズをイメージ、中井~野方駅間などでの連続立体交差事業が続く、25年度の設備投資
https://tetsudo-ch.com/13001264.html
◆旧2000系写真展示
間もなく一線を退く旧2000系の写真を展示します。
◆連続立体交差事業展示
東村山駅付近や中井~野方駅間の連続立体交差事業について、工事の初期から現在の姿、そして最終的な完成形までを紹介します。東村山の連立事業では、完成時の街の模型も展示します。
体験コンテンツ
◆運転シミュレータ体験
2025年2月に開発された運転シミュレータを体験できます。くすのきホールの約280インチの大スクリーンでの体験も可能です。料金は大スクリーンが15分4,000円(税込)、モニタータイプが15分3,000円(税込)で、交通系ICカードのみ利用可能。当日先着順の申込制で、1日あたり26~32名。
◆お子さま向け「電車のダイヤをつくろう!」
現役の運転士と車掌が講師となり、電車の時刻の仕組みを学びながらMyダイヤグラムとMy時刻表を作成する体験コンテンツです。7月5日(土)と6日(日)限定で、小学校3年生から6年生のお子さまとその保護者(2名1組)が対象。料金は3,000円(税込)。事前予約制で、各回先着18組まで。2025年6月25日(水)14時から募集を受け付けています。
◆お子さま向け・つり革工作教室
実際に使用されバラバラになったつり革を組み立てる体験ができます。7月5日(土)と6日(日)限定で、つり革1個1,000円(税込)、ウェットティッシュ付き。支払いは交通系ICカードのみ。申込は会場内で当日先着順。
◆お子さま向け・びっくりぬりえ教室
好きな色を塗ったぬりえが、駅係員の手で「びっくりなぬりえ」に変わります。7月5日(土)と6日(日)限定で、申込は会場内で当日先着順。無料で参加できます。
この他にも西武鉄道グッズの物販やガチャ鉄(カプセルトイ)、段ボールで作る2000系キット、「くるくる回そう方向幕コレクション」販売なども予定されています。
入場券は「EMotオンラインチケット」で2025年6月26日(木)10時から発売。大人は500円、小児は250円で、幼児・乳児は保護者1名につき2名まで入場無料。会場内に交通系ICカードのチャージ機はないため、事前にチャージを済ませておく必要があります。