大船渡線は全列車キハ110系に置き換え、一ノ関~気仙沼間の上下各1本減便 2025年春ダイヤ改正
JR東日本盛岡支社は2025年3月15日(土)にダイヤ改正を実施、大船渡線を走るキハ100系全列車をキハ110系に置き換えます。キハ110系は2025年1月中旬頃から営業運転に入る予定です。
大船渡線は岩手県の一ノ関駅と宮城県の気仙沼駅を結ぶ62kmの路線。2025年には開業100周年を迎えます。かつては気仙沼駅から先の盛駅まで路線が伸びていましたが、2011年の東日本大震災により被災し、気仙沼~盛間43.7kmは大船渡線BRT(バス)として復旧しました。
キハ100系とキハ110系はともに1990年に登場した非電化路線向けの気動車。見た目はよく似ていますが、キハ100系は16m級、キハ110系は20m級と車体長に大きな違いがあります。
キハ100系に関しては今年、JR東日本からひたちなか海浜鉄道へ3両譲渡する契約が結ばれたり、北上線を走るキハ100-2がデビュー当時のカラーリングを再現した「黒いラッピング」仕様で復刻されるなど様々なニュースがあり、その動向に鉄道ファンの注目が集まります。
【参考】ひたちなか海浜鉄道が「キハ100形」3両購入!1両は観光列車に(茨城県ひたちなか市)
https://tetsudo-ch.com/12966858.html
また、今回のダイヤ改正では夜間に走る上下各1本の列車が運転取りやめとなり、運転時刻も変更となります。