【多摩市】多摩青年会議所 会員拡大率、全国2位 7人から21人に
(公社)日本青年会議所第74回全国大会がこのほど、佐賀県で行われ、多摩青年会議所(多摩JC/寺澤真也理事長)が拡大部門で全国2位に輝いた。7人から21人までメンバーが増え拡大率は300%だった。
全国大会は1953年に第1回が開催されて以来、毎年開催されており、全国各地より約12000人のJCメンバーが一同に会する大会。会員の運動意識を高め、地域や社会をより良く変えるために開催されている。フォーラムや表彰式などが開かれ、会員同士が親睦を深めている。
その中で開かれている「AWARDSJAPAN2025」では、会員の拡大率を表彰する式典が行われた。10人以下や20人以下から111人以上の7段階に分かれ、各段階の上位3位まで、21地域のJCがノミネートされ、全国大会に出場し結果が発表される。
昨年10月1日から今年9月30日までの期間の拡大率を競うもので、多摩JCは14人純増し2位に。拡大グランプリを獲得した(公社)秦野青年会議所に及ばなかった。
寺澤理事長は「グランプリは逃しましたが、人数が増えたことは良かった。積極的にイベントを開いてきたことが拡大につながったのでは」と話す。多摩JCは今年度、多摩センターのパルテノン大通りでバスケや相撲をする「多摩どまんなかバスケ」や「わんぱく相撲多摩場所」など青少年育成事業を行い活動を活発化させ、認知度を高めてきた。寺澤理事長は「新たなメンバーと協力しながら、来年もこども向けの事業を継続していきたい」と語った。