アークランズ(新潟県三条市)とロピア(神奈川県川崎市)が業務提携、日本最大級のホームセンターと食のテーマパークが融合
ホームセンター「ムサシ」、「ビバホーム」を運営するアークランズ株式会社(新潟県三条市)と、食品スーパーマーケット「食生活♡♡ロピア」を運営する株式会社ロピア(神奈川県川崎市)は、両社の食品事業拡大を目的に業務提携することを12月13日に発表した。両者は、ロピアをフランチャイザー、アークランズをフランチャイジーとするフランチャイズチェーン加盟契約を締結する。
アークランズは主力のホームセンター事業において「一店舗巨大主義」を掲げ、資材館、生活雑貨、インテリア・家電、ガーデン、ペットで構成された広大な売場では、品目ごとに必要なものがすべて揃う「専門店の集合体」を目指した圧倒的な品揃えと便利なサービスにノウハウの蓄積がある。
一方でロピアは「同じ商品ならより安く」「同じ価格ならより良いものを」「楽しく感動できる 愛に満ち愛されるお店」をモットーとし、食のテーマパークを目指す企業。1971年に精肉専門店として発祥したノウハウを生かした豊富な精肉商品群や、グループ内に存在する様々な製造会社が開発する豊富なプライベートブランド、個店ごとに地域のお客様に合わせた売り場づくり、商品展開を可能とする個店主義経営といった特徴を持っている。
ロピアは現在、アークランズが展開するホームセンター・ビバホーム内に計5店舗を出店しており、今後アークランズが出店する大型ホームセンター「ムサシ」、「ビバホーム」施設内への出店優先権を獲得し店舗網拡大を目指す。
一方でアークランズは、ロピアから食品スーパーマーケットの営業ノウハウの提供を受け、2025年中に新潟県内にオープンするアークランズ運営のロピア1号店を皮切りに順次店舗展開を拡大させ、新潟県・富山県・石川県の3県で10年後に1,000億円の売上を目指す体制を整備する。
北陸エリアのマーケットを熟知しているアークランズがロピアから営業指導やオリジナル商品の提供を受け、「住」の専門店であるホームセンター内で「食」の専門店である「食生活♡♡ロピア」を展開することにより、消費者のニーズに合わせた「住」×「食」のワンストップショッピングの実現へと向かう。