プロ通算100号が決勝弾!外崎修汰が「Player of the Game」【ソフトバンク-西武22回戦】
西武が外崎修汰の一発で逆転勝ち
9月7日、みずほPayPayドームで行われたソフトバンク-西武の22回戦は、西武が試合終盤に逆転し、3-2で接戦を制した。西武は2連勝で今カードの勝ち越しが決定。一方のソフトバンクは今季初の4連敗となった。
SPAIAでは1試合で最も活躍し、勝利に貢献した選手「Player of the Game(POTG)」をWPA(勝利確率)をもとに選定。この試合では+60.8%のWPAをマークした西武の外崎修汰がPOTGに輝いた。
C.スチュワート・ジュニアと今井達也の両先発投手による投手戦となったこの試合。同点で迎えた9回表に西武・外崎修汰が3番手のヘルナンデスから今季6号ソロを右中間スタンドへ運んだ。プロ通算100号がチームを勝利へと導く貴重な一発となった外崎はWPAも+34.5%を稼ぎ、この試合のPOTGとなった。
2位は+26.4%でソフトバンク先発のスチュワート。7回122球2安打6奪三振1失点の力投を見せるも、今季9勝目とはならなかった。3位は初回に先制の犠牲フライ、8回には同点に追い付くタイムリーを放った西武の西川愛也で+22.9%だった。
※WPA(Win Probability Added)
その選手がどれだけチームの勝利確率を増減させたかによって貢献度を表す指標。
勝利確率とは特定の試合状況(イニング、点差、アウトカウント、走者状況)においてチームが勝利する確率を、過去の試合データから算出したもの。試合開始時点では両チームともに50%の勝利確率が見込まれ、試合の進行とともにリードを奪っているチームの勝利確率が100%に近付いていく。
この勝利確率を利用し、1つ1つのプレーによる勝利確率の増減を選手ごとに合計することで、WPAは算出される。
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記事:SPAIA編集部