「ラップ」が災害時に役立つ…?「家族で共有したい」「いざという時に活躍する」「準備する」
ゲリラ豪雨や台風など、私たちの生活に直接影響を及ぼす災害は身近にたくさんあります。持ち出し袋や備蓄などの備えを見直すときは、ラップを入れておきたいもの。今回は、災害に役に立つラップの活用術をご紹介します。
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災害時に役立つラップ
食品を保存したり、おにぎりを包んだりと、日常生活に欠かせないラップ。持ち出し袋や備蓄などの備えといえば、携帯ラジオや食料品が思い浮かびますが、節水を考えたときにラップも加えたいもののひとつなんです。今回は、SNSで見つけた「災害時に役に立つラップの活用法」を実際に試してみました。
災害時に役に立つ「ラップ」の活用術
災害が起こったら、日常生活に戻るまでどのくらいかかるのか先が見えません。限りある資源を無駄なく使いたい状況の中、ラップを箸やお皿と組み合わせて使うことで、食器などを汚さずに食事ができます。
お皿は、全体をラップで覆うようにかけます。使うラップは、ある程度の長さ(30m以上)があるものがおすすめです。
箸は、先端部分をラップで覆ってから使います。ラップが巻きにくいときは、ラップをハサミで縦に切るのもおすすめです。箸だけではなく、スプーンのくぼみ部分にラップを巻きつけて使うこともできます。
食事で使うときは、ラップを巻いたまま使っていきます。実際に使ってみると……。
ラップを巻いたまま箸を使ってみましたが、食べにくさは感じません。水が貴重な状況になることを考えると、便利なラップの活用術です。
箸は使ううちにラップが外れやすいため、しっかり巻きつけるか、テープで固定すると安心です。食べ終えた後、ラップを外すとお皿や箸は汚れていませんでした。
いかがでしたか? 食品の保存など日常的に使っているラップも、資源が限られる災害時には節水対策に使えます。コンパクトで軽いラップ。使う頻度が高い食器や箸に活用する場合は、家族全員が使うことを考えて、複数本入れておくのがおすすめです。持ち出し袋や備蓄などの備えにラップを加えてみませんか?
ayako/ライター