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「いつもごきげんな人」がしている“5つの習慣”

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「いつもごきげんな人」がしている“5つの習慣”

「自分の機嫌は、自分でとる」とよくいいますが、実践するのはそう簡単ではありませんよね。「ごきげん」な状態をキープするには、どんなことを心がけたらいいのでしょうか。『自分らしく輝く人生を送るために ごきげんに生きる55のカギ』著者の横田麻里子さんに、いつもごきげんな人がやっている「5つの習慣」を教えていただきます。

教えてくれたのは……横田麻里子さん

未来思考プランナー。教育業界の編集者として約11年間勤務し、「大切な人たちの人生を応援したい」という想いから金融機関に転職。パラレルキャリアでは、「女性活躍」「子育て支援」「キャリア支援」を軸としたライフプラン・キャリアプラン・マネープランなどのイベント企画運営や、講師・取材・ライター・コーチ・パーソナリティとしても幅広く活動する。4歳からの趣味は人生計画。

「ごきげん」ってどんな状態?

2児の母として、仕事に家のことに奔走する日々を送っている横田麻里子さん。第一子の育休をきっかけに、「自分も家族もまわりも大切に、ごきげんにハッピーに過ごしたい」と考えるようになったと話します。

横田さん 「私は完璧主義なところがあってエネルギー量が多い性分なので、自分の熱量を家庭や子どもに注ぎすぎてしまうと、大変なことになると思いました。そこで私が目標にしたのが、“ごきげんママ”でいようということ」

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横田さん 「私が考えるごきげんとは、『家族やまわりの人に、ハッピーをシェアができる状態』です。人間ですから、心がざわざわしたり、くよくよしたり、イライラすることもありますよね。でも、その状態のまま過ごしていると、まわりの人に気を遣わせてしまいます。一方、ごきげんな状態でいると、おいしいものや素敵なもの、感動したできごとなどを周囲に共有しながら、自分らしくワクワク楽しく過ごすことができます。私自身、なるべくそういう状態でいることをめざしています」

ごきげんをキープする“5つの習慣”

いつもごきげんな状態でいるには、どうしたらいいのでしょうか? 横田さんが心がけている5つの習慣をシェアします。

【習慣その1】毎日の“振り返り”をする

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仕事からの帰り道に見た満月が綺麗だった。取引先から「あなたが担当でよかった」といわれた。忙しくて疲れていたけど、夜ご飯はつくれた。そんな「よかったこと・うれしかったこと」を、意識して振り返ってみましょう。ほんの少しの時間でも、1日の「振り返り」の時間を持つことで、毎日を忙殺されず、主体的に行動している自分が見えてきます。「今日も充実した1日を過ごせた?」と自分に問いかける習慣が、さらに素敵な未来へと導いてくれます。

【習慣その2】ポジティブな言葉を使う

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言葉には、他者とのコミュニケーションの糧となり、意識を変える力があります。日頃からポジティブな言葉を使うように意識すると、自然と前向きな気持ちになっていきます。また、感情や目標を言語化すると、自分の目指す未来が明確になり、どんどん夢が近づいてくるイメージを実感することもできます。自分が口にした言葉が、自分自身を鼓舞することもあるので、ごきげんでハッピーな言葉を、まわりにも、自分自身にも届けてあげましょう。

【習慣その3】「ワクワク・直感」を信じる

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あとから振り返って、「やっぱりあれ、やっておけばよかったな」と思うことはありますか? 人生を後悔しない自分でいるために、心が動くことに出合ったら、直感に従ってチャレンジしてみましょう。「ワクワク・直感」を信じて選択・行動することで、世界は広がり、日々を前向きに楽しめるようになります。

【習慣その4】自分を大切にする

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家族や友人、同僚など、まわりのために自分をないがしろにしている人も少なくないかもしれません。でも、譲ってばかりいると、自分もまわりもハッピーにはなりません。まわりを大切にするには、まず自分が満たされた状態でいることが大切です。
自分を大切にするために、具体的にどんなことをすればいいのか思いあたらないようなら、まず「自分の気持ちを伝える」ことから始めてみてはいかがでしょうか。たとえばランチのお店を探しているとき、「なんでもいい」ではなく「〇〇が食べたい!」と言葉にしてみましょう。本当の自分はどうしたいのか、心の声に耳を傾けることが、自分を大切にする第一歩になります。

【習慣その5】もやもやは溜め込まない

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「いやだ」「怖い」「つらい」という感情からは、つい目を背けがちですが、そうした気持ちにふたをしていると、ネガティブな気持ちを抱えたまま過ごすことになります。もやもや・ざわざわとした感情は、ふたをせずに言語化して味わうことで、「あのときはあれが最善だった」「次はこうならないようにしよう」と俯瞰して考えられるようになります。だれかれ構わず愚痴をいうのはおすすめできませんが、親しい人に話したりノートに書いたりして、思考や状況を整理して向き合うことで、次に向かって踏み出し、プラスの行動が起こせます。

ごきげんな状態をキープするためには、日々の習慣が大切なのですね。横田さんに教えていただいた5つの習慣を参考に、毎日を楽しくごきげんに過ごしていけるといいですね。次回は「ポジティブな人の口癖」について教えていただきます!

saita編集部

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