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アガベ/盆栽/多肉植物など…LED室内栽培の具体例をご紹介!【LED LIGHT 室内栽培基本BOOK】

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アガベ/盆栽/多肉植物など…LED室内栽培の具体例をご紹介!【LED LIGHT 室内栽培基本BOOK】

CASE 02 適した環境を整えれば室内でも美しく植物を育成し鑑賞できる


①② 事務所兼植物管理部屋としているマンションの一室。南西の窓から採光はできるが、すべての棚やテーブルに育成ライトとファンを設置しているため、日当たりは気にしていないとのこと。
③ 日照要求の強いアガベなども、LED の発達により室内でも美しく育ち、インテリアグリーンとして楽しめるように。

育成植物アガベ、コーデックス、盆栽、多肉・観葉植物全般使用機材◎ LED ライト/ BARREL「TSUKUYOMI」「AMATERAS」「ROKI350」「YEW-7W」、HARU design 「HASU38 spec9」「Light STAFF VA」、BRIM 「SOL 24W」「LUNA 24W」「COSMO 22W」、Mars Hydro「TS 1000」
など
◎その他機材/ BARREL「AECHMEA MOVE」、KEYNICE「USB扇風機」、PEDRAIN「USB扇風機」LEDライト
使用方法◎使用時間/ 12時間(タイマー管理) ◎ファン:24時間 ◎温度管理(エアコン)/昼間 26℃程度、夜間 15 ~ 20℃程度

④ 2台ある植物棚では上段は吊り下げ式のスポットライトで、中段や下段ではパネルライトでしっかりと光が当たるようにしている。ライトはタイマーで管理され、1日12時間照射している。


⑤⑥⑦ テーブルでの栽培はスタンドライトを使用し、真上から光が当たるように管理。複数の鉢に光を当てる際には照射範囲の広いパネルタイプのライトを使用し、まんべんなく光6 を当てるようにしている。

LEDの光に加えて水と風をバランス良く保つのがコツ

⑧ 盆栽なども室内で管理している。


⑨⑩ ELBAZ FARM さんはルーフバルコニーに単管を使ったハウスを建て、屋内外の両方で管理している。植物本来の美しさを引き出し、健康的に育てるためには、定期的に屋外に出し、太陽光を浴びせてあげることも重要だという。

「一度設備を整えてしまえば、天候に左右されず一定のクオリティで管理できるようになります。また、屋外管理の株を育成に適さない時期に屋内に取り込むことで育成を続けられます」と LEDのメリットについて教えてくれた ELBAZ FARMさん。

LEDの性能が進化したことで、屋外管理が当たり前だと言われていたアガベなども屋内で管理できるようになったことが、何より素晴らしいことだと感じているそうです。ただし、LED 栽培を始めると光に意識が向きがちなので注意が必要だと言います。例えば、光だけが強く、水やりや風が少ないと光合成が阻害されたり、高温による葉焼けのリスクがあります。

「屋内栽培の環境を整える際には、光・水・風のバランスを正三角形になるようにイメージすると、リスクを減らし、植物全般が美しく育つと考えています」。

【出典】『LED LIGHT 室内栽培基本BOOK』著:日本文芸社(編集)

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