【夏の養生 飛田さんちの梅ごはん】油との相性もよし! たまねぎの梅炒め
梅干しは、暑さに疲れた体をいたわる、日本の伝統的な食材。保存食の達人・飛田さんが利用法を紹介します。
梅干しの酸味で、たまねぎの甘みは2~3倍増し。削り節をパラリで、立派なご飯のおかずになります。
【レシピ】たまねぎの梅炒め
1 たまねぎは6~8等分のくし形に切り、1枚ずつはがす。
2 梅干しは包丁で果肉をたたく。
3 フライパンに油大さじ1+1/2と1を入れて中火にかけ、時々混ぜながら炒める。たまねぎがしっとりとしてきたら、2を種とともに加えて炒め合わせる。しょうゆ小さじ1/2を加えてサッと炒め、削り節をふってからめる。
[1人分140kcal 調理時間10分]
【教えてくれた人】飛田和緒(ひだ・かずを)
料理研究家。海辺の町に移り住んで20年。暮らしに根ざした滋味深いごはんや保存食のレシピにファンが多い。
撮影・邑口京一郎
スタイリング・池水陽子
取材&文・奈良結子
NHKテキスト『きょうの料理ビギナーズ』2025年8月号より抜粋