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【魅力度45位?】北関東をナメている東京都民を茨城最強ショッピングモール「亀仙人街」に連れて行った結果 → 「また来たいかも…」

ロケットニュース24

先日、編集部で古沢と北関東トークをしていたら、都内在住の御花畑マリコがいきなりブチギレた。「ちょっと黙ってもらえます? 北関東の話、ウザいんですけど」とまさかの直球ストレートクレーム!

さらに畳みかけるように「どうせあんたらの週末なんてショッピングモールを回って終わりでしょ。刺激が足りないのよね、北関東ブラザーズさんは……」と御花畑。んだとコラ? ほぼ正解だけど許せねぇ

こうなったら “刺激しかない北関東最強ショッピングモール” に連れて行ってやるよ! ということで、御花畑を拉致してみた。

・北関東アンチを北関東へ

どうやら御花畑マリコは「栃木の日光」「群馬の草津」くらいしか北関東経験がないらしく、茨城には一度も行ったことがないという。クックック……ただの素人じゃねえかよ。しかし車内でも、彼女による東京マウントが止まらなかった。

たしか茨城県は最新の魅力度ランキングで45位でしたよね。まあ行かないですよ普通は(笑)」「東京に住んでいたら刺激のある場所はいくらでもあるので」と御花畑。クソッ、そこまで言うなら連れて行くしかないだろう……茨城県に

御花畑「デ、デカい〜〜〜〜!!!!」

彼女はいきなり叫んで固まった。挨拶代わりに世界最大級スケール(青銅製立像として世界1位の高さ)の「牛久大仏」をお見舞いしてやりましたよ。

ついさっきまで「茨城は魅力度が45位」とか「北関東は刺激がない」とか言っていたが……日本という小さな物差しでしかモノを見られない子猫ちゃんに “世界一” は刺激が強すぎたかもしれない。

・北関東最強ショッピングモールへ

牛久大仏で “世界” を知った御花畑は少しだけ静かになった……かと思いきや

「あの大仏はあんなにデカい必要があるんですか?」「大仏のインパクトは認めますけど……だから何ですか?」「刺激ってそういう意味じゃなくて」「地獄かよ」などと相変わらず毒を吐き続けていた。

どうやら彼女はまだ「ここからが北関東」だということに気づいていないらしい。

車を走らせること約1時間、ついに目的地に到着した。ここが私が御花畑を連れて行きたかった場所……茨城、いや、北関東最強のショッピングモールである!

御花畑「こ、こ、ここは……!」

御花畑「亀仙人街……!」

・亀仙人街

彼女の視界に飛び込んできたのは巨大な「亀仙人街」の看板。雑居ビルのような、巨大倉庫のような、異国タウンのような……とにかく正体不明の建物が目の前にそびえたっている。

明らかに怪しい……「東南アジアとインドと日本の商店街を混ぜて爆発させたらこうなりました」みたいなビジュアルだ。入口の時点で “説明を拒否するタイプのショッピングモール” だということが分かる。

砂子間「えー、本日はこちらのショッピングモールを案内します」
御花畑「え、え、え〜〜〜!!!!」

東京の “整理された刺激” とは異なる、濃縮型の “真の刺激” を前にして、彼女は完全にバグってしまったようだ。しかしこれこそが北関東スタイル……ショッピングモールの本当の楽しみ方を教えてやんよ、東京都民さん。

・刺激の塊

Google先生曰く、亀仙人街は茨城県常総市のショッピングモール……らしい。居酒屋、焼肉、タイラーメン、タイマッサージ、カラオケ、スパイス専門店、アジア系スーパー、ネイルサロン、雑貨屋など、ジャンルも国籍も統一感ゼロの店が並んでいる。

一般的なショッピングモールのように整理された動線が一切なく、出会い頭に知らない国が出てくるタイプのサプライズ商店街だ。そんな混沌の中で立ち尽くしていたところ……

・ランディワへ

インド・スリランカ料理店「ランディワ」のシェフに話しかけられ、気づけばそのまま店に吸い込まれていた。都内ではあり得ない流れである。

メニューには聞きなれない名前の料理がズラリ。我々が注文したのは「Traditional Lampries(ランプライス)」と「チキンミーグラン」。

聞けば、ランプライスとはバナナの皮に包まれたスリランカ伝統のごちそうらしい。

皮を開いてみると……

御花畑「おいしそう……!!!!」

スパイスの香り、しっとりしたバスマティライス、旨味が滲むチキンドライカレー、ナスの甘辛いブリンジャル……皿1枚にスリランカの祝日が詰まっている。超本格的だしメチャメチャうまかった!

そんでもって、チキンミーグランも激ウマ。炒めたビーフンに野菜とチキンがごっそり入っていて、スパイスの香りと食感のリズムが止まらない。2人では完食できないほどのボリューミーで最高!

御花畑は笑顔でひたすら頬張り、最終的には……

シェフと記念写真まで撮っていた。

北関東アンチの御花畑が笑顔で記念撮影まで行うとは……もしかしてかなり気に入ったのではないだろうか。記念に私も1枚パシャリ。

・ショッピングも

食事の後はショッピング。ランディワを出て向かったのは、スパイス & 雑貨店「スパイスランカ」だ。

同点はインド・スリランカの食品、米、スナック、香辛料、紅茶、謎の本・DVDなど何でもあり……棚すべてが異国で埋め尽くされている。ほぼ海外だが、コンビニ感覚で買い物できそうだ。

御花畑「え、この品揃えはヤバい! 都内でもなかなか買えないですよ」
砂子間「買え買え、東京都民さんよ!」

結局、彼女はスリランカの庶民的なお菓子「Mikee ミルク(キリ)・トフィ」とレモンクリームサンドを購入して……

店員さんと記念撮影していた。

・心の声

帰り道の車内……朝まで「茨城は45位(笑)」とバカにしていた御花畑が、窓の外の夕焼けを眺めながらポツリとこう言っていた。

御花畑「北関東……また来てもいいかも」

その表情はもはや「北関東ブラザーズの一員になりたい」と言っているようなものだった。マリコよ、素直になったらどうだ?

というわけで、メンバーの古沢はいないが、北関東ブラザーズの完全勝利……と言っていいだろう。今回の目的はすべて達成された。

果たして次なる舞台はどこになるのか……皆様からのリクエストも大歓迎。どうか引き続き、北関東ブラザーズの冒険にお付き合い願いたい。それではまた!

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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