「水筒カバー」にごっそり染み込んだ蓄積汚れ。色落ち・傷みを防ぐ“お手入れ術”「ずっと洗ってなかった」
暑い時期は、使用頻度が増えるステンレス水筒。水筒はしっかり洗っていても、「カバーの汚れ」を見落としていませんか? お手入れを怠れば、当然汚れは蓄積します。そこで今回は、簡単に汚れが落ちる「水筒カバーのお手入れ方法」をご紹介。特別な洗剤や道具は使わずにできるので、ぜひ試してみてくださいね。
使うのは「台所用中性洗剤」
水筒カバーのお手入れには、台所用中性洗剤が役に立ちます。アルカリ性洗剤や漂白剤入りのものは、色落ちや素材の傷みにつながるため避けましょう。この希釈液は、ナイロン・ポリエステル製の水筒カバーにも安心して使えます。洗浄力は優しいけれど、しっかり汚れを浮かせてくれるのが中性洗剤のいいところです。
今回は「JOY」を使ってお手入れしていきましょう。
水筒カバーのお手入れ方法
用意するものは、台所用中性洗剤のほか、水筒カバーをつけ置きするポリ袋のみです。
手順1.ぬるま湯をポリ袋に注ぎ、台所用中性洗剤を入れて混ぜます
ぬるま湯の温度は30℃を目安に。台所用中性洗剤は2~3滴で十分です。
手順2.水筒カバーを希釈液につけて、もみ洗いします
希釈液の中でもみ洗いすると、しみ込んだ汚れがじんわり落ちますよ。細かい部分や汚れがなかなか落ちない部分は、台所用中性洗剤を直接かけて歯ブラシでこすりましょう。
手順3.水ですすぎ、汚れと泡を洗い流します
台所用中性洗剤は泡立ちがいいので、すすぎは念入りに行ってください。
手順4.よく乾かしたら終了!
水分が残っているとカビや臭いの原因になるので、しっかりと乾燥させてください。
これで、お手入れは終了です。水筒カバーには、手アカ・砂・飲みこぼしなどいろいろな汚れが付着します。水筒同様にお手入れを行って、清潔な状態をキープしましょう。
※同じメーカーの商品でも液性や使用方法が違なるケースがあります。
※清掃前に必ず水筒カバーの洗濯表示を確認し、手洗い可能かどうか、使用禁止の洗剤がないかを確認してください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア