【ヤン車カスタム】メガドンキで約1万円分のカー用品を購入! 軽自動車が一瞬でカリスマ号に変身してしまった
だいぶ唐突だが、最近ちょっと気合いが足りていないので、ほのぼのした軽自動車をヤン車(ヤンキーが乗っている車)にすることにした。気合いを注入するならヤン車に乗るのが1番。なんでも形から入るのが手っ取り早い。
とは言っても、ヤン車のカスタム事情についてはほぼ知識ゼロ……そこでとりあえず埼玉の「MEGAドンキ」で約1万円分カー用品を爆買いすることに。カー用品の品揃えは都内のドンキの比ではなく、メガドンキには本気のヤン車グッズが豊富に揃っていた。
それでは以下で購入したアイテムを紹介したい。ヤンキーを志す諸君は必見だ!
・メガドンキで約1万円分カー用品を購入
ちなみにメガドンキとは、通常のドンキよりも店舗面積が広く、取扱商品数も多いことで知られている。カー用品も種類豊富で、色々と物色しているうちに「なるほど、ヤンキーが車に付けていたのはこれだったのか!」と勉強になった次第だ。
では、メガドンキでゲットしたアイテムを一気にご覧いただこう。まずは……
「黒を愉しむハンドルカバー(1100円)」
やはりハンドルカバーはラグジュアリーにすべきだろう。説明曰く「そのブラックはただの黒じゃない。違いが分かるあなたに」とのこと。ツヤのある毛皮のような波模様がヤンキー心を刺激する。つづいて……
「白いファーのマット(1650円)」
白熊の毛皮みたいなダッシュボードマットもヤン車の定番アイテム。ヤンキーだけでなく、サーファー系のギャル男も使っていた人気商品だ。
フワフワの白ファーを敷くことでセレブ感が格段とアップするうえに小麦色の肌を強調することも可能。そんな白ファーと合わせたいアイテムと言えば、もちろんこちら……
「HEMP(ヘンプ)の芳香剤(110円)」
死んでもぶら下げたいヤンキー御用達アイテム。いくら内装が派手でも、バニラやココナッツの香りが充満していなければヤン車とは言えない。一応、今回は人気ナンバーワンのホワイトムスクを選んでおいた。ヤンキーはミーハーですからね。そして……
「LEDライン3 × 7.5m(2200円)」
車内の雰囲気を華やかに演出する間接照明も絶対に必要。ダッシュボードやインパネ(メーター類が配置されているパネルのこと)に取り付けることで、ダサい内装から脱却できるうえにメロウな夜ドライブまで堪能できるはず。さらに……
「虹色ムーディライトコースター(660円)」
ヤン車を目指すならドリンクホルダー内まで徹底的に光らせるべきだろう。さすがドンキ、ヤン車文化への理解度が深すぎてビビる。そんでもってオマケ的に買い物カゴに入れたのが……
「タイヤ型スピーカー(3299円)」
ヤン車は重低音を響かせてナンボ! 音楽に合わせて5パターンに光るLEDライトが気分をブチ上げるだろう。これでパリピも大喜びだ。
──以上6点、さらにレジ袋(4円)を購入して合計9023円である!
ほとんどの商品を値下げ価格で購入できた。また今回は全体のバランスを考えてアイテムを選んだが、 メガドンキにはまだまだ紹介したいアイテムがたくさんあったことも伝えておきたい。
・圧倒的進化
それではいよいよ、普通の軽自動車がヤン車へと生まれ変わります。
ハンドルカバーを取り付けて、
白ファーをダッシュボードに敷き、
ヤン車の象徴・ヘンプの芳香剤を吊るして、
チューブ(ネオンワイヤー)を隙間に入れる。
さらにタイヤ型スピーカーを置いて、
ドリンクホルダーにコースターをセットしたら……
完成だ。
・完全なるDQN車
すべてのアイテムを取り付け終えると車内の空気が一変した。静けさの中にどこか狂気めいた雰囲気が漂っているのが分かるだろう。もう普通の軽自動車には戻れねぇ。エンジンをかけ、LEDライトとスピーカーのスイッチを入れると……
ウオオオオオオオオオオオオ!
まさにヤン車……香り、音、光、ビジュアルすべてがヤン車である。イカチィィィィイイイイ!
ボトルホルダーで妖しく光るドリンク、天井から走るLEDライン、中央のタイヤ型スピーカーのインパクトも強烈だ。座席に座った瞬間……まるで自分が “最強” になったかのような感覚を覚えた。ただの演出ではなく、心にガツンと響いてくる。
メガドンキの本気カスタムによって気分は爆上がり。狙いどおり気合いも注入された。これこそヤン車の真骨頂ではなかろうか。
メガドンキのカー用品売り場は気合いをMAXまで注入してくれるパワースポットだと言える。最近元気が出ない方はドンキのカー用品コーナーをチェックすべし。軽自動車でも問題ない。むしろ軽だからこそヤン車に進化した時のギャップがえげつないと思う。
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.