「ひとり」は寂しい?50代からの孤独の呪いを解く、りさねーぜ流「おひとりさま」の楽しみ方
北海道で愛する犬猫と暮らすりさねーぜさん。かつては仕事一筋の多忙な日々を送っていましたが、人生の転機に「私が本当にしたいこと」と向き合い、家づくりや早期退職、そしてフリーランスとしての新たな挑戦など、自分軸で選択を重ねてきました。著書『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』(KADOKAWA)は、彼女の半生を通して、「自分らしい生き方」を見つけるヒントが詰まった一冊です。「孤独は怖くない、怖いのは孤立」というメッセージや、周囲との心地よい距離感の取り方、日々の食生活の整え方、グレイヘアでのおしゃれなど、あなたの「これからの毎日」を楽しく、心豊かにするためのヒントが満載です。
※本記事はりさねーぜ著の書籍『57歳、いきいきハッピーおひとりさま暮らし』から一部抜粋・編集しました。
りさねーぜが答える!50代からの不安、教えてください!
Q ひとりで暮らすことは孤独で寂しくない?
A 「ひとりでいることは寂しい」と呪いをかけていませんか?
「ひとりでいることは寂しいこと」と、自分に呪いをかけている人は多いような気がします。
孤独というのはただの「主観」だから、ひとりが孤独と感じるかどうかは、本来その人次第。「ひとりが寂しい」「かわいそう」と決めつける、偏った価値観を真に受けていませんか?
これまで一度も結婚したことのない私は、ひとりでいる時間がけっこう長いけれど、寂しいと感じることはあまりないんです。
家で過ごす時間も心地よいし、映画館に出かけたり、おいしいものを食べたり、旅行したり......。どれも寂しくないどころか自由で気楽。とても幸せです。
ただ、そんな私でも、寂しいという気持ちになることはあります。でもその感情は、苦しくもつらくもない。私にとっては、「楽しい」「嬉しい」「腹立たしい」と同じく感情の一つ。感情のコントロールって難しくないですか? 寂しいと感じても、そのまま受け入れる。それだけです。
【TRY!】初心者さん向け!おひとりさまの楽しみ方
ひとりで出かけてみたいけど、なかなか勇気が出ないという、おひとりさま初心者さんにおすすめなのは、映画館。ひとりで来ている人も多いですし、誰かと来ていても上映中はおしゃべりできないので、ひとりでいることの居心地の悪さを感じにくいです。そのあとはカフェに行き、映画の感想をひとり振り返ってみるのも、楽しいひとり時間です。